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【号外2】私たちの代表3種と、人気の3種。

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萩原珈琲を語るうえで外せない、トップ3を走り続ける3種。また、その他にも人気の高い3種の計6種の記事を抜粋しました。
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2020年7月の記事一覧

軽くすっきりを求めて。グアテマラ。

萩原珈琲の中米を代表するコーヒー。それは「グアテマラ」だ。かつてはガテマラ、グァテマラ、グアテマラとバラバラに呼ばれていた「Guatemala」。現在は「グアテマラ」と記載することが定められている。スペイン語圏の人と言葉を交わすと、明らかに「グァテマラ」に聞こえるのだが…。 さて、グアテマラには、輸出の規格(格付け)に、ブラジルやコロンビア、タンザニア(キリマンジャロ)のような、豆の大きさの規定がない。なので、豆のサイズがバラバラになっていることが、1つの特徴としてあげられ

萩原珈琲の最も酸味系。キリマンジャロ。

喫茶店に入って、「キリマンジャロ」と、いつもよりちょっと大きめの声で言ってみる。当然のように、少しどや顔をしながら…。かつては、「オレ、コーヒーのこと知ってるよ」みたいな「格好のつく豆」だったが、今では身近に注文しやすい豆となってきた。 このキリマンジャロは、アフリカ大陸のタンザニアという国で生産されている。生産国の輸出規格で「豆の大きさ」が等級の基準となっていて、現地で大きさを揃え、高品質とされる「大粒」で日本に入ってくることが多い。 粒をそろえることの意味合いとしては