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【号外2】私たちの代表3種と、人気の3種。

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萩原珈琲を語るうえで外せない、トップ3を走り続ける3種。また、その他にも人気の高い3種の計6種の記事を抜粋しました。
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記事一覧

萩原珈琲の代名詞:Santos Nibra (サントス・ニブラ)

萩原珈琲といえば、サントス・ニブラ (生豆生産国:ブラジル)。最も出荷量の多い、萩原の代名詞ともいえる商品だ。 実は、そのネーミングにも秘密がある。いつの頃からか、ニブラ、ニブラと呼ばれているその由来は、「にほん x ブラジル」からの「ニブラ」。 この豆は、現地ブラジルのカップテイスターと契約し、現地で厳選した上で、商社を経由し「HAGIHARA スペック」として、国内に入荷される。 サントス・ニブラは、次の4つの焙煎度合がある。 ①:サントス・ニブラ ②:サントス・ニブ

Hagihara Colombia Supremo -コロンビア・スプレモ-

萩原珈琲スペック、その代表的な豆の1つ。コロンビア・スプレモ。 コロンビアの輸出規格、エクセルソの中でも「Supreme (英語)」、ラテン語では「Supremo」。つまり、最高品質の輸出規格を意味している。 粒の大きさや、産地をある程度の地域に絞り、コロンビア特有の強い酸味を抑えつつ、中でも「甘みの強いロット」を厳選し、入荷している。 萩原珈琲のコロンビアは、次の2通りの焙煎パターンがある。 ①:コロンビア・スプレモ ②:コロンビア・スプレモ 浅煎り ストレートとして

萩原珈琲の「モカ」は、逆さ仕上げ 。

萩原珈琲のモカ(生豆生産国:エチオピア)。最も出荷量の多い豆の1つで、サントス・ニブラ、コロンビア・スプレモに匹敵する、年間28tの生豆焙煎量を誇る。この「モカ」については製造方法にもこだわりがある。 エチオピアは元来、伝統的に非水洗式を行ってきたが、最近は「酸味」や、すっきりした味わいが高額で輸出可能なため、製法を「水洗式(ウォッシュド)」に切り替えつつある。伝統を失いつつある生産国の1つなのだ。 ※ 非水洗式:実のまま乾かして、後に種を取り出す方法。 ※ 水洗式:先に

マンデリン。こだわりの「臭み」。

インドネシアのスマトラ島。そこで栽培されているアラビカ種のコーヒーのみを「マンデリン」という。※ インドネシアでは、カネフォラ種(通称:ロブスタ)が広く栽培されており、一般的に麦を煎ったような香りがするといわれることも。  萩原珈琲では入荷の際にいつも、「とにかく臭いもの」というオーダーを出す。この「臭い」とは、マンデリン独特のクセのある香りを指している。このクセは、果実の収穫から、種子を取り出して乾燥させるまでの工程で生じる要因も大きい。 精選工程 ①:果実のまま乾かす

軽くすっきりを求めて。グアテマラ。

萩原珈琲の中米を代表するコーヒー。それは「グアテマラ」だ。かつてはガテマラ、グァテマラ、グアテマラとバラバラに呼ばれていた「Guatemala」。現在は「グアテマラ」と記載することが定められている。スペイン語圏の人と言葉を交わすと、明らかに「グァテマラ」に聞こえるのだが…。 さて、グアテマラには、輸出の規格(格付け)に、ブラジルやコロンビア、タンザニア(キリマンジャロ)のような、豆の大きさの規定がない。なので、豆のサイズがバラバラになっていることが、1つの特徴としてあげられ

萩原珈琲の最も酸味系。キリマンジャロ。

喫茶店に入って、「キリマンジャロ」と、いつもよりちょっと大きめの声で言ってみる。当然のように、少しどや顔をしながら…。かつては、「オレ、コーヒーのこと知ってるよ」みたいな「格好のつく豆」だったが、今では身近に注文しやすい豆となってきた。 このキリマンジャロは、アフリカ大陸のタンザニアという国で生産されている。生産国の輸出規格で「豆の大きさ」が等級の基準となっていて、現地で大きさを揃え、高品質とされる「大粒」で日本に入ってくることが多い。 粒をそろえることの意味合いとしては