はぎわら

マイブームはセブンのたこ生姜。

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ロサンゼルス・クレイジージャーニー ④『Crazy Noisy Bizarre Journey』

前回のあらすじ:ロサンゼルスで大黒君と遭遇後、大黒君のおかげかようやく電波復活。 電波が復活した。 まず最初に行ったのは「本当にこの道で合っているのか?」であった。 解答速報が気になる受験生の気分でGoogleマップをタップ。 合っていた!!この道をまっすぐいけばホテルに辿り着く!! 途端に超安心する自分。 あと2マイルくらいまっすぐ行けばいい。2マイル。楽勝である。 気持ちががすごく楽になった。正直試合の1回戦を既に通過した気分であった。 なんだか楽しくなってきた

    • ロサンゼルス・クレイジージャーニー③『Youは何しにUberで?』

      14時にロサンゼルス国際空港に到着してから2時間経過。 本来ならUberで30-40分後には予約していたモーテルに到着しチェックイン。部屋に荷物を置いてから備え付けのプールでロングビーチの日光を浴びながら長時間のフライトのリカバリーを優雅に行う予定であった。 だが現実は非情である。 汗まみれで道着の入った重いスーツケースを引きずり、歩きすぎて擦り減ったサンダルでロングビーチの果てしない灼熱のPacific coast wayを歩いていた。 行ってから気づいたことだが、ロサ

      • ロサンゼルス・クレイジージャーニー②『地獄の行軍とケバブ』

        皆さんは『アイシールド21』を読んだことがあるだろうか。 高校アメリカンフットボール選手権秋大会東京予選に向けてアメリカで強化合宿を行っていた泥門高校アメフト部が行った、アメリカ大陸を東海岸から西海岸まで約2,000キロを2日走って1日休んでを繰り返して走破するトレーニング(拷問)である。 彼らは目的地がわかっていた。わかっていたからこそ仲間たちと走り抜けた。 一方自分は同じアメリカに立っていたが電波障害ゆえに進むべき方向があやふやで勘と何度か見たホテルの立地を必死に脳に

        • ロサンゼルス・クレイジージャーニー①『 地獄のローカルバスの旅』

          皆さんはあるだろうか、この現代社会に見知らぬ異国で1人地図もなくインターネットも使えない中で感じる孤独感を── これはロサンゼルスのロングビーチで開催されるブラジリアン柔術の世界選手権に出場するために3泊4日のロサンゼルス旅に出発した人間の濃密な1日目の話である。 5/29 14時 ロサンゼルス国際空港到着。 予約した UberでSee Rock Innというモーテルへ。この Uberのドライバー、東京新宿歌舞伎町のYAKUZAに憧れているらしい。 これから起こる物事は彼

          『土日限定指導はじめました』

          「貯金は一人暮らしで100万切ってなきゃ大丈夫!!」 親切なジムの方が教えてくださったので残高確認したらなんと20万切ってました。 海外の試合いくぜ!とか言ってる場合じゃありません。普通に金欠になってました。 交通費遠征費出稽古代や車検、適当に食費水道代光熱費払ってただけでこのザマです。 試合運びの下手さが日々の生活に表れてますね。 バイブスとか言ってる場合じゃないです。 原因を調べてみるとわかりました。 コイツのせいでした。 QUICPay QUICPay恐るべ

          『土日限定指導はじめました』