日記
昔、大学生のころに原敬の日記『原敬日記』を読んだ。
原敬という人間は面白い。
「余の遺物中此日記は最も大切なるもの」として、原は、あるときからこの日記が後世にとって重要な歴史史料であることを認識して、暗殺されるまでずっと日記に記録し続けている。
これを見て感動した私も、ある時から日記を残すことにした。そんなに大したことは書いていないが、当時の自分の様子を知ることが出来て面白い。
新卒入社したころは、どうやら大学生活が忘れられず、悩みが多かったらしい。まだまだ若く、意欲的で、元気なころであった。
かわいらしい新卒１年目である。
すると、どうだろうか。時間がたつと、様相が変わってくる。
半年経たずして、これである。まあこれは擁護できる。
犯罪者集団で半年も勤務していると、そうなるだろう。
顧客満足を説く前に、従業員の満足を何とかしないと。チンピラ集団が、、、そこのところコンサル雇う前にしっかり考えないとね…。
そして、新卒入社した会社を辞めたあと、ずいぶん日記の雰囲気が軽くなる。まあストレスが激減して、書くことがなくなったのであろう、更新回数も減っている。
一方で、このころから増えていくのはこういう記録だ。
ずいぶん歳をとることに不満があるようだ。
でも、それはそうじゃない？
10代の間は、「誕生日おめでと～」「ありがとう～」って、歳をとることがうれしかったが、20代になると途端に真逆になるよね。
どう？老けたって君は言われたいか？
どうしてもオッサンになったことを肯定したいときは、いつもイチロー先生の動画を見て自らを鼓舞している。
老いることをどう思いますか？【おしえて！イチロー先生】 - YouTube
・・・と、まあ日記というのは黒歴史にもなり得るけど、残しとけば結構面白い振り返りができるもんだ。彼女に振られただの、いろいろキツイ記録も残っているけども。
大学生諸君も、暇ならメモ書き程度で構わないから、どんどん日々を記録しておかないか？
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