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ピコピコな年越し
今回のきっかけはタンジェリン・ドリー厶だった。
前にも記事に書いたウィリアムフリードキン監督の「恐怖の報酬」この映画の音楽を担当したのがタンジェリン・ドリームでね…なかなか陰鬱な世界を奏でてくれているんだけど…
まぁただサントラだしねぇ…ゴブリンとかもサントラだとちょっとね…まぁサントラだしねぇ…
あーオリジナルアルバム内でも基本楽曲が長い感じなのね…そして暗くて…プログレ嫌いではないから全然いいんですけどね…
テクノってもう少しポップなものであったような…(完全に当社比)
そーそーこういうの!ポップだね、とっても!
YMOはほぼこの2枚しか知らなかったからね。じゃあ他のアルバムも聴いてみようじゃないのってことで…
あれあれ…上の2枚と比べるとピコピコ感は薄れるが、なかなか暗い感じでいいぢゃないの~!“Tecnhnopolis”や"RYDEEN"より"Behind the mask"とか"Insomnia"がお好みな私は盛り上がった。考えてみれば戦メリ好きだったし、そりゃそうか…でも戦メリもサントラじゃんけ!とか言わないの~…
ん?この感じは…他にも知ってるなぁ…そうそう
クラフトワークよ!
出会いはこの曲だったな。多分昔サントリーのCMで初めて知った、ぶっ飛んだ。
そして40年程の時を経て掘り始めた!
この辺は数年前に手に入れていてちょいちょい聴くこともあったが、他のアルバムもいやいやなかなかたまらんな…
上記2枚と比べるととても軽い感じのアルバムだな。
LP片面1曲のYESの”Close to the edge"を聴き終えた時のような爽快感をおぼえるんだな。
これも陰鬱で良い!まぁ内容も放射能的なヤツだしね…そう弾ける方には向かわないわな…ラストの”Ohm sweet ohm"で解放される感じも良い。
だがな…時代は流れ21世紀に入るとクラフトワークはこのアルバムをリリースする。
この辺りからハウスでループしてかかっている感じの音源になっていく。
エレクトロなんてジャンルは当時知らなかったけど、流れを考慮すればテクノなるものがパリピのものになってしまったのは仕方ないといえば仕方ないのか?
なんて批判的な匂いをさせつつも、これも「アウトバーン」同様、段々とハマって来る(実際当時エレクトロ的なモノは好きではなかったが)。
ライトなミニマルかと油断しているとツール・ド・フランスというメジャーな大会のサントラながら、なかなか選手の内面を掘るような内容になっていて...さすがとしか言いようがないように思う。
パスタ作りながらアースウインドアンドファイヤーを流している時と変わらぬ温度感で踊っていたりするわけですよ~。
これはストレートに腰が動くアルバム!
この「Computer World」はPOPで実にゴキゲンだ!
pocketcalculator…dentakuとかタマランチ会長!
いくつもの言語でのアルバムがあったりして、ハマるとなかなか危うい。適当にしておこう。
陽の高いうちからクラフトワーク三昧の私に嫁さんが言う...
「クラフトワークは暗くなってからにしなさい!」
大人向けのTV番組を観ている子供を叱る口調だ。
しかし...ん~なるほど...
嫁さんも暗くなってからはノッてくるw
みんなどこかにパリピの素養を持っている。
人目のないところでめっちゃゴキゲンに踊ろうぜ!