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西安の子供市場

ゆかいなおじさん連れられて
一等良い服着せられて
母様見送る村はずれ
子馬にゆられて砂漠の果てを
どこまでも
道端薫る 花の香りに
この道行けば花の国
僕達とってもうれしくて
ころころころとでんぐりがえる
僕達花びら包まれて
花粉にまみれて眠ります
ゆかいなおじさん連れられて
ちっちゃな胡弓は宝物
母様想い弾きまする
お舟に乗って大きな河をどこまでも
見上げれば夜空にお星様
この河下れば星の国
僕達とってもうれしくて
ころころころとでんぐりがえる
僕逮星くず数えては
お祈りします幸せを
 太田螢一 アルバム「人外大魔境」より
「西安の子供市場」
作詞 太田螢一  作編曲  上野耕路

この一週間くらい頭の中はこの曲がグルグルしている…
ゲルニカを掘ってたらこんなとこまで来てしまった。

夢見の悪い目の覚めた夜明け…

自分の家族を守ることが出来ずにどうすればいいのかわからないもどかしさの目覚め時…

隣で眠る夢見の悪そうな声を上げている嫁さんを触った後

休みの日の昼飯を済ませ微睡んだ後…

このメロディと歌詞が浮かんで来てしまう。

このモノ哀しさよ…
そしてこの美しさよ…

しばらくこの曲目当てでこのアルバムを全部聴いてしまうのだろうな…

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