東京競馬場に行ってきた。
秋華賞、菊花賞と3連単を2週続けて的中、さらにスワンSで3連複19万馬券を的中したものの、天皇賞(秋)でリバティアイランドにぶちこみ轟沈。
そんな浮き沈みを繰り返す俺は、去る11/3(日)、友人たちを誘い府中に行ってきた。
競馬ファンに「府中」と言えば、東京競馬場だ。
いつも雀荘でタバコの煙と蛍光灯の光ばかり浴びているので、たまには青空の下で日光を浴びないとな。
とか言いつつ、先月も俺はひとりで行ったけど(^^;)
メンツは俺、よしお、かとうもゆるさんの三人。
よしおは今年で十年の付き合いになる友人で、数々の高レートや代打ちのエピソードがある。
俺が書いた小説『黒崎アンナは麻雀暮らし!』の第一話は、よしおから聞いた話をもとに書いている。
かとうもゆるさんは都内のいろんな雀荘でメンバーをしていて、彼もまた強い。
三人の雀力を三国志の魏の武将にたとえるなら、よしお⇒許褚、もゆるさん⇒張郃、俺⇒朱霊というところか(^^;)
もゆるさんとは現地で合流し、みんなで新馬戦をちょろっと買って外したあとに腹ごしらえ。
向かった先は「馬そば」。
鶏うどんに、ゲソ天をトッピングした。
東京競馬場のグルメスポットは100を超える。
建物は巨大モールのようで、カップルや家族連れの姿も多い。
JRAのイメージアップ戦略の成果か、客層はほんと変わったな。
ダサいフィッシングベストを着たジジイや労務者ふうの馬券オヤジはほとんど見かけなくなり、若者が増えた。『ウマ娘』の影響もあるかな。
俺もレジャーとしての競馬場を楽しんではいるが、目を血走らせた馬券オヤジのヤジがたまに恋しくなる。俺ももうオヤジなんだな。
今回は指定席を予約しておいた。テーブル席で、モニターやコンセントも付いている。
席からは、多摩丘陵を一望できた。
大学時代は多摩市に住んでいた。卒業後は陸自に入隊、退職後は雀荘メンバーとなったがそれも辞め、再び多摩市に移り元妻と同棲を始めた。婚姻届も多摩市役所に提出したんだっけ。
様々な思いが浮かんでは秋晴れの空に溶けていく。俺は無心でマークシートを塗った。
メインレースのアルゼンチン共和国杯以外はあまり買いたいレースがなかったが、2レース買って1レース的中。
よしおもメインレース以外は本気度が低いようだったが、いざ現地に来たら京都や福島と他場のレースにも手を出しまくっている。現地あるあるだ。
落ち着いたところで、俺は散策に出た。
馬券を買うのも楽しいが、場内を歩くのも好きなのだ。
この銅像は「日本競馬の父」と言われる安田伊左衛門の銅像。
俺は府中に来ると、この銅像に一礼するのがルーティンだ。
日本庭園に秋を深まりを感じつつ、俺が向かったのはコーヒーショップ「耕一路」。
本店は銀座にあり、新一万円札のデザインにもなった渋沢栄一の孫が創業者だという。
東京競馬場のグルメランキングで常にトップクラスの人気店だ。
一番人気メニューであるモカソフトと、アイスコーヒーを購入。
50人くらい列ができていた。
GⅡだからそれほど混んでないと思ってたが、甘かったな。
数年前はさほど並ばずに買えたんだけどな。
コロナによる入場制限が解除されたあと、急激に来場者数が増え、「耕一路」も常に行列ができるようになったな。
さきほども触れたが、『ウマ娘』の影響も大きいと思う。グッズ持ってる若者を来るたびに見かける。
ソフトクリームを平らげ、席へと戻った。ひとりだったら競馬博物館の展示を見たり、ぶらぶら歩いたりするんだけどね。
競馬は馬やスポーツとして騎手を応援したり、ギャンブルとして馬券を買うも楽しいが、競馬の歴史や馬事文化について調べても面白い。
重賞のない土曜日だと人も少なく静かで、ぶらぶら歩いたり、レースを見ずベンチでぼーっとするのも好きだ。
PC持ってきて書き物するのもありかもな。
帰りがけに、上からパドックを覗いた。
10Rに出走する馬が周回している。
2番人気と3番人気の馬が良く見えた。
1番人気の馬はイマイチ。
2頭のワイドを買い、的中。1番人気の馬は馬券外。
かなり冴えてたな。
配当は4.8倍。
結構自信があったから、もっと張ってもよかったかな。ただ今日は無理のない金額で遊ぶと決めていた。
ちなみに2レースで40万負けたことがある。いくらでも買えるのが馬券の怖いところだ。馬券は無理のない金額で楽しむことを推奨する。
メインレースは荒れに荒れて三人ともハズレ。
京都はBOXにしとけばよかったな。ワイド7-13は47.1倍もついた。1000円持ってるだけで、47100円だよ。まあタラレバを言ったらキリがないな(==)ウム
武蔵野線に乗り移動、このあと池袋の雀荘で仕事があるもゆるさんとは新秋津で別れ、俺とよしおは久米川で反省会という名の飲み。
腹もふくれ、さほど飲んでないしまだ宵の口ということもあり、二人で雀荘へ向かった。
ただ、待っている間によしおは退屈してしまい、パチンコへ行くからあとでまた、と出ていった。
俺ひとり案内され、最初の半荘は2着で終了。よしおからLINEが入る。
出ないから帰る、と。ツカネーな。
その直後、四暗刻をツモられ、上家とは同得点だが席順でラスとなった。
次回はトップ。さあこれからだ、というところで腹が張ってきた。
そういや朝はろくにもの食ってなくて、トイレに行かなかった。
便意はそうでもないが、とにかく腹が張り、屁が出そうになる。
屁は我慢できたが、危険牌は我慢できずに出ていく。ラス。
トイレ代走を頼む手もあったが、便意はそうでもないので、とりあえずラス半をかけた。
最後は3着。
1万ちょい負けで、屁をこきながら帰り、帰宅後は便秘気味の固いウンコをひり出した。
今週から中央競馬は毎週GⅠレースがある。
どこかでまたデカいのを当てたいところだ。