続・chatGPT活用法?
以前、『天牌外伝』の二次創作小説を書いた。
これまで俺が投稿した記事の中でもPV数は上位の方だ。嬉しいね。
この二次創作、続きも少しだけ考えていた。
大久保公園に立つ、いわゆる「立ちんぼ」の女子と出会い、そこから麻雀に展開していくのだが、400文字程度しか書けていない。
まあアイデアとしてちょっと書き留めただけなのだが、試しにchatGPTに続きを書かせてみた。
その一部を抜粋する。
黒沢さんのセリフが、わりとそれっぽい。
AIが「麻雀は人生を映す鏡」とかいう言い回しするんだよ。びっくりだね。
以前書いたものは全文読ませているから、そこからのフィードバックもあるのかな。
ともあれ、chatGPTが書いた文章をそのまま使うのはどうかと思うが、うまく使えば執筆支援ツールとして役に立ちそうだ。
せっかくなので、適当に思いついた設定で小説を書いてもらった。
入力した設定はこれ↓
いちおう説明しておくと、福尾マサトは俺が書いた小説『黒崎アンナは麻雀暮らし!』に登場するキャラクター。第一話で主人公のアンナに敗れるが、その後もちょいちょい登場するレギュラーキャラ。
※実在の人物とはあまり関係ありません。
で、書いてもらったのが下記の文になる(本文はほぼそのまま。見やすいよう一部編集した)
プロローグ
「リーチ」
福尾マサトは、静かに牌を卓に置いた。歌舞伎町の雀荘「東風楼」。彼にとって、ここは仕事場であり、遊び場でもあった。ライターとして数多くの麻雀記事を書いてきたが、実戦経験も豊富だ。相手の動きを読みながら、じわじわと追い詰めるのが彼のスタイルだった。
「くそっ、降りるか……」
対面の若い男が舌打ちしながら手を崩す。福尾は微笑を浮かべた。年季が違うのだ。しかし、次の瞬間、急に視界がぐらついた。
(ん……? なんだ?)
猛烈な眠気が襲い、身体が椅子にもたれかかる。遠くで誰かが声をかけているのが聞こえるが、意識はどんどん深い闇に沈んでいった。
第一章: 目覚めたら異世界だった
ふと、鼻をつく異国の香りに目が覚めた。土と香辛料の匂い、そして妙に湿った空気。起き上がると、目の前に広がるのは見知らぬ街の光景だった。
「……ここは?」
福尾は目をこすった。そこには、石畳の広場に建ち並ぶ異国情緒あふれる建物、行き交う人々は奇妙な服をまとい、なにやら異様な雰囲気が漂っていた。周囲を見回してみるが、どこにも歌舞伎町のネオンはない。
(いや待て、俺は確か……雀荘で……?)
次第に冷静さを取り戻し、自分の状況を整理し始める。明らかにここは日本ではない。いや、それどころか――
「異世界転生ってやつか?」
思わず口にした言葉が、まさに現実となっていた。
面白いじゃんw
続きをどう展開するか訊かれたので、あらすじを入力、さらに文章を生成してもらった。
何パターンか書いてもらい、組み合わせて編集したのがこれ。
福尾はふと周囲を見回し、自分がどこにいるのかを探ろうとした。石畳の広場、行き交う人々は色とりどりの衣服をまとい、聞き慣れない言葉を交わしている。しかし、驚くべきことに、福尾にはその言葉が自然と理解できた。広場に掲げられた看板の文字も、なぜかスラスラと読める。
(さすが東大卒。俺って天才かも)
などと勘違いするが、とにもかくにも腹が減った。しかし、現地の通貨はない。
広場をうろついていると、ギターの調べが聞こえてきた。ストリートミュージシャンと思われる少年がアコースティックギターのような楽器を弾いている。そのメロディに福尾は自然と体が動き、気がつけば踊り出していた。
福尾は胸の内で呟き、足を軽く動かし始めた。10年前、50歳を迎えてから始めたダンス。麻雀漬けの生活の中で、何か新しい刺激が欲しくなり、ジャズやシカゴフットワークに手を出した。最初はぎこちなかったが、研究熱心な性格もあり、いつしかそれなりに踊れるようになっていた。
今、異世界で、その経験が活きるとは思わなかった。
福尾はステップを刻み、つま先でリズムを切り裂くように動かす。ギターの旋律に合わせ、ジャズの滑らかさとシカゴフットワークの高速ステップを融合させた独自のムーブを披露すると、広場の人々が次第に注目し始めた。
「おおっ!」
「すごいぞ!」
軽快なステップを踏み、スピンを決めると、見物客がどっと湧いた。気がつけば投げ銭が飛んできている。
演奏が終わると、少年が驚いたような顔で福尾に話しかけてきた。
「すげえ動きだったな! あんた、ダンサーなのか?」
「まあ、趣味みたいなもんだ。おかげでメシにありつけそうだがな」
少年は笑いながら、「なら奢ってやるよ」と言って福尾を食堂へ案内した。
たどり着いたのは「マツーヤ」と書かれた看板の店だった。福尾は思わず目を丸くした。
(まさか異世界にも松屋があるのか?)
だが、店の様子は松屋というよりは、大衆向けの食堂といった雰囲気だった。メニューを見ると、そこには「牛飯」と記されていた。
「うおお……牛丼じゃねえか!」
福尾は、箸を手に取ると勢いよく口に運んだ。甘辛いタレが染みた牛肉と、ふっくらした米が絶妙にマッチしている。見た目も味も、ほぼ日本の牛丼と変わらない。
(健康のためにも野菜は摂らねえとな)
そう思い、追加で生野菜の盛り合わせも頼む。異世界とはいえ、食事のバランスは考えねばならない。
食事を終えると、少年が投げ銭の分け前までくれた。
「今日はありがとな。あんた、なかなか面白いヤツだ。俺は『ラゼル』ってんだ。明日も広場にいるから、また組もうぜ!」
そう言い残し、ラゼルは軽やかに街の喧騒へと消えていった。
やべえw
もういっそのこと、これをブラッシュアップして連載始めちゃおうかなw
ちなみに少年の名前はchatGPTが考えた。
サムネ画像はイメージイラスト。イケメン過ぎるわww
気が向いたら続き書くか(==)ウム