令和の詩の巨人

身体中のネガティブを全部ぶちこめば壮大な詩ができるかもしれないな
そうでなくても俺の吐き出す言葉はたいていネガティブに毒されている
柔らかい青の空に安らいだ時だって
枝垂れ桜の芽がピンクになった日だって
詩にしようとすればいともナチュラルに鉛色のネガティブが混ざりこんで土留色にしてしまう
その土留色に美しいとかかっこいいとかアーティスティックとかアイデンティティとかを漏れなく感じているから、俺は大した詩人にならないだろうな
って言いながら令和の詩の巨人になれるような気もしている月曜の朝

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