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髪が広がりやすい人が夜仕込むこと


「ドライヤーで乾かしてるのに、朝起きたら髪が広がってる……」
「もう少し頭のシルエットをコンパクトにしたい!」
「サロン帰りの髪はうまくまとまってるのになぁ」

このようなお悩みありませんか?
実は、髪への夜の仕込み方によって朝起きたときの"広がり方"が変わります!

重要なのはシャンプー後の乾かし方。髪の特性を知り、5つのポイントをおさえると朝の髪レベルがワンランクアップしますよ♪

広がる原因

・髪のダメージによる乾燥、パサつき
・毛量が多い、硬毛
・くせ毛
・ドライヤーのやり方
・NGなブラッシング

ダメージを受けている髪は、キューティクルが開きやすくなっている状態です。それによりまとまりにくくなってしまいます。

例えば、たくさんの傘があるとします。傘が閉じていれば問題なくまとめることができます。でも、開いているとそれぞれがぶつかり合って、とてもまとめられる状態ではないですよね。



キューティクルも同じ、開いているとぶつかり合ってまとまりにくさが出てしまうのです。

ドライヤーやブラッシングのやり方に影響を受けやすいということも。

キューティクルは毛先に向かって髪にくっついています。ドライヤーの風向きがキューティクルにとって逆風だったら……
傘だったらひっくり返ってしまうことも。この現象がキューティクルにもいえるのです。


さらにブラッシングを無理矢理したり、強い摩擦をあたえることでキューティクルを傷つけてしまうこともあるので注意。

毛量が多い、硬毛、くせ毛についてはもともと持っている髪の性質があります。お家でのケアでは補えないところもあるので、美容師さんに相談しながらカットやサロンでできるケアもぜひやってみてください✂︎

おすすめのアウトバストリートメント

まずは髪質に合ったトリートメントを使うこと。
広がりやすい髪質は乾燥していることが多いです。
なので保湿効果が高い、ミルクタイプオイルタイプのアウトバストリートメントを使うのがおすすめ。

※とくに効果的なのが、ミルクタイプのトリートメントをつけて乾かし、7割くらい乾いたら少量のオイルトリートメントをつけて乾かす方法。
オイルトリートメントは髪の表面に膜を作る効果もあるので、より保湿成分を逃さない効果を高めてくれます。

つけるときに忘れないでほしい2つのこと

【その1】
つけるときに意識してほしいのが、耳後ろの髪にもつけること!表面にささーっとつけて終わり!ってなってませんか??
耳後ろの髪は広がりシルエットにとっても影響を受けるところ。しっかり保湿して髪を落ち着かせましょう。

その2
つけた後は、目の荒いクシでとかすことも大切です!
髪の毛一本一本にしっかりなじませることができるので、これをやるだけでも変わります。


そして濡れた髪は摩擦に弱いので、必ず目の荒いクシを使ってくださいね。とかすときは毛先の絡まりを先にといてから、少しずつ中間→根元をとかすという流れです。

トリートメントをつける順番

①表面の中間〜毛先
   ⇩
②内側の中間〜毛先(このときに耳後ろも忘れずに)  
   ⇩
③手に残ってる分を前髪や表面の根元〜中間 

これを目安にしてみてください!

夜仕込むドライヤー5つのポイント

このポイントを抑えるたけで朝起きた時の髪の状態が数倍違います!

ちょっと難しい話をすると……
髪の性質として水に濡れると髪の中にある、くさりのような結合が切れて形を変え(これを水素結合という)乾くと切れた結合がくっついていきます。髪がどういう形で乾いていくかで髪のシルエットが変わっていくのです。


【ポイント①】乾かす順番

まずはドライヤーの風をあてる順番も、美容師が意識しているポイントがあるので注目!

①くせのつきやすい前髪から乾かす
       ⇩
②乾きにくいえり足や後頭部の根元
       ⇩
③トップ〜サイドの根元
       ⇩
④髪の中間〜毛先

ドライヤーの風向きは毛先に向けながらを忘れずに!

【ポイント②】後頭部の乾かし方

えり足、耳後ろを乾かすときに後ろから顔側に向けて風をあてること。髪も顔側にもってきながらやると◎
この部分の根元が立ち上がると髪がふくらんだ印象になりやすいんです。

とはいえ、後ろから乾かすってやりにくいし腕が痛くなるーって感じですよね。
少しでもやりやすくするために、私がおすすめしているのは、おじぎの体勢でドライヤーを後ろからあてること。
自然と風向きを顔側に向けることができるので、えり足や耳後ろを乾かすときにやってみてください。

【ポイント③】手ぐしの通し方

手ぐしを通しながら髪を軽ーく引っ張る。髪を伸ばすように乾かすのもボリュームをおさえるコツ。
あくまでも力加減は軽く、髪への負担がかからないようにやってくださいね。

【ポイント④】7割ほど乾いたら

7割りほど乾いたらオイルトリートメントを少量なじませていきましょう。
先ほどもお伝えした通り、より保湿効果を高めまとまりよくしていきます。

ミルクタイプのトリートメントが無く、オイルトリートメントだけの人はオイルのW付けでももちろんOKです!

【ポイント⑤】仕上げのひと手間

仕上げは表面や内側からブラシでとかしながら乾かします。
ブラシを使うのが苦手✋という方は髪を後ろの中心線で2つに分け、毛先を内側に"ねじり"ながらドライヤーをあててみてください。
毛先のまとまり感アップします!

※くせ毛を活かしたい人や、パーマスタイルの人はブラシの工程はやらなくてOKです。毛先をくるくるしたりカールを手で包み込むようにして弱風で乾かすことをおすすめします。

最後に冷風をあててキューティクルを引き締め完了です。

まとめ

・広がりやすく、乾燥・ダメージをしている髪にはミルクタイプやオイルタイプのトリートメントがおすすめ

・耳後ろの髪が広がるシルエットにつながりやすい。トリートメントも忘れずにつけ、ドライヤーも根元を抑えるように乾かす

・キューティクルを逆立てないようドライヤーをあてる。軽ーく引っ張り髪を伸ばすように手ぐしを通すのも◎


最後まで読んでいただきありがとうございました!
髪の悩みが少しでもなくなることを願って、この記事を書きました。

できることからぜひ、やってみてください♪

この記事が参考になった方はスキ♡していただけると嬉しいです!







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