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【悩みを解決するシンプルな方法】(3)具体策その2-「自分」を生きる

 こんにちは、葉月なゆです。
 悩みを解決するシンプルな方法をお話しするシリーズ3回目。

 私は、悩みを解決するのは、ほかの誰でもなく「自分」が「今」を生きること、だと考えています。なんだか分かりそうで分からない、このフレーズを具体的にする話の続きです。
 前回はこちら。

 今回は、具体策その2「自分」を生きることについてお話しします。


前回のたとえ話——スペシャル焼きそばを食べるか否か

 前回、悩みの一例として「スペシャル焼きそばを食べるかどうか」についてあなたが悩んでいるという仮定で書いています。詳しくは、前回の記事をご覧ください。
 その悩みを(A)〜(D)の4つに分け、(A)と(B)について解決してみました。今回は(C)と(D)について、悩みを解決するシンプルな方法その2「自分」を生きる、でやってみます。

「自分」を生きるとは


 これ、とてもいい響きのフレーズですよね。でも具体的にどうすればいいのか、イマイチわからない。「自分らしく生きる」「自分軸を大切にする」とかも同じような感じ。
 では、どうすればいいのか。
「自分らしさ」がピンとこない人は、「他人を生きない」「他人軸をとらない」を意識するとよいです。これ、意外と「自分を生きる」より簡単です。

 それでは、これを意識して、スペシャル焼きそばを食べるかどうかについての悩み(C)と(D)について見てみます。

(C)について

(C)こんな値段の焼きそばなんて珍しいし、インスタにアップしたら、けっこう注目されるかもしれない。ネタとしては面白いよな。いいねを集めるチャンスかも。となると、不味くてもどっちでもいいかもしれない。

 この中には「他人」を想定した目線が入っています。

「けっこう注目されるかもしれない」
 →「注目する」は「他人」の行動

「いいねを集めるチャンスかも」
 →「いいねをする」は「他人」の行動

 他人が注目したり、いいねをするかどうかは、その人次第です。自分ではどうにもならないことです。もちろん、シミュレーションとして考えてみてるのはOKです。しかし、この「他人が○○するかも」ということを根拠にして判断するのは「他人軸」です。

 ここは、本当にそれでいいのか? と、もう一度しっかり「自分に」問いかけてみる必要があります。「自分」は本当に「不味くてもどっちでもいい」のだろうか? と。そして、「私は食べてみる」もしくは「私は食べない」と「自分」で決めるのです。他人にウケるかどうかを一切考えずに出した答えが、「自分」の答えです。

(D)について

(D)こないだ「焼きそばなんてショボい」って言われたっけ。やっぱ焼きそば好きって、カッコ悪いのかな。やめとこうかな。

 これは、他人に言われた言葉を根拠にしています。これも「他人軸」です。「自分」が焼きそばが好きなら、「他人」が「ショボい」と言おうが何の関係もありません。

「他人」を「自分」から切り離す

 他人はコントロールできません。
 他人がどんな行動をとるのかを、あなたが考えてもわかりません。
 他人がどのように考えるのかを、あなたが考えてもわかりません。
 他人が「たぶん○○するだろう」「きっと○○するに違いない」は、あなたの想像でしかありません。
 他人の意見はあなたの意見ではありません。

 だから、「他人」の考えが混ざっていたり、「他人」について考えてしまっていることに気づいたら、シンプルにそれを止めるとよいのです。
 そうするうちに、自然と「自分」が残ります。

それでもやっぱり悩んでしまう……

 さて、ここまで悩みを解決するシンプルかつ具体的な方法を書いてきましたが、「いやそんなことを言われても難しい」「そう簡単にできるなら誰も悩まない」などと思う方もあるでしょう。

 次回は、具体策その1、その2で考えてみても解決しない場合についてです。スペシャル焼きそばのたとえ話も、もうちょっと使いますよ〜。



 私は、悩みを解決するのは、ほかならぬ「自分」が「今」を生きることだと考えています。葉月のオラクルカードリーディングは、そのためのサポートをするものです。

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