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【詩】「月と信号機」

文・写真 by 葉月なゆ

慌ただしい夕方
赤信号で立ち止まる
ふと見上げれば白い月

人がいなければ存在しなかったモノ

人がいてもいなくても在りつづけている月

どちらが尊いとか
偉いとか
凄いとか
素晴らしいとか
ではなく

ただ

この同じ時に存在している不思議を
味わってみる


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葉月なゆ
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