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生きやすくなれた私(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol47)
音楽に触れて
先週の土曜日は、お友達のシンガーソングライターの阿部ひろ江さん主催の小箱宇宙というイベントに行ってきました。ひろ江さんのご自宅であるエイコンズ・ビレッジで開催されたイベントでした。温かくて、とても素敵なイベントでした。私が大好きなひろ江さんの「YES!」という歌も聴けて、大満足。
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そのイベントで、東京から関西ツアーに来られている、サズ奏者のFujiさんという方と知り合いました。
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サズって皆さんご存知ですか?トルコの弦楽器だそうです。その昔、吟遊詩人たちがこの楽器を奏でながら歌っていたそう。とても情緒のある音色でした。Fujiさんの歌もすごく素敵!トークも面白い!
「また聴きたいな」と思った私は、日曜日に古心庵さんというところであった、Fujiさんとゆらさんというシンガーの方のライブのイべントにも行くことにしました。
音nity in Third warabi|アナトリアの響き トルコ民謡の夜 FUJI (youtube.com)
最高の時間
ライブは6時pm開演。
「4時半pmくらいに出れば余裕だな~」
と思って、ちょっとお昼寝を。ちょっとのはずが、目が覚めたのが4時40分pm。焦りました。慌てて用意をして、バスと嵐電に乗って、ライブ会場へと向かいました。
古心庵さんは、嵐電の帷子ノ辻駅近くと、私の家からはちょっと遠いのですが、頑張って行ってきました。
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遠かったけれど、行ってよかったです!
Fujiさんの演奏ももちろん素晴らしかったし、ゆらさんの歌もすごく素敵でした。
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みかさんという観客の方が、お二人の演奏と歌に合わせて、即興でコンテンポラリーダンスを踊って下さって、それがまた情感がこもっていて、素晴らしかったのです!
私の拙い文章では、三人の方が作り出した素晴らしい世界観がじゅうぶんお伝え出来ないのがもどかしいのですが、とにかく感動しました。古心庵さんの空間もすごく素敵でした。
ライブが終わってからの打ち上げ(なんと会費500円!)にも参加させていただいたのですが、これがめちゃめちゃ楽しかった!みなさんとても温かいのです。
古心庵のオーナーさんともお話ができました。根っこにある「思い」が、私が代表を務める「心の安全基地づくり」の会のSafe Space ほっこりと通じるところがあって。ご縁ができたことがとても嬉しかったです。
Safe Space ほっこりのイベントの告知もさせていただいて、美味しいお料理を頂いて、色々なお話が聞けて、とにかく最高の時間でした。
Fujiさん、ゆらさん、みかさん、そして来られていたみなさんにまたお会いしたいです。
心のストレッチ
音楽にしても、ダンスにしても、絵画にしても、芸術って、心のストレッチのようなものですね。無くても生きていけるかもしれないけれど、無いと心と頭が固くなっています。それらをほぐしてくれるようなものですよね。
私はやっぱり芸術に触れていたいな。柔らかな心でいたいな。
私がSafe Space ほっこりの活動に音楽や芸術が多いのは、来てくださったみなさんの心をほぐすストレッチになればいいという思いがあるからです。
「ほぐれた心で、色々なことを、時には悩み事なども話してもらえたらいいな」と。そして「その人に寄り添えればいいな」と。「話すことで、聞くことで、また元気になってもらえればいいな」と。そんな思いで、仲間と一緒に活動しています。
その人が笑顔になることができれば、周りの人もきっと笑顔になれるはず。笑顔の伝播が起こるはずです。そのことによって生きづらさがなくなって、生きやすい社会になっていくと思うのです。「そんな輪を広げていきたい!日本中に広げていきたい」と思っています。
「ちょっと楽観的すぎない?」
「ちょっと壮大過ぎない?」
と思う方もおられるかもしれません。
でも、私たちが今、行動していくことで、何かを変えていけると確信しています。
ゼロ秒思考のメモ書き
私は統合失調症です。約20年前にこの病気に罹患しました。統合失調症だけではなく、たぶんADHDでもあると思います。こちらは診断は受けていないのですが、ADHD に関する本を読んだら、自分に当てはまるところがたくさんあるのです。
統合失調症&ADHD。どちらも結構大変です。病気のせいで辛い思いもたこともあります。
でも、今は、やりがいのある仕事にも就き、Safe Space ほっこりの活動を通じてやClubhouseを通じてなど、素敵な仲間にも恵まれて、とても幸せに暮らしています。
そう、生きやすくなったのです。
私がこんな風に生きやすくなれたのは、「出逢い」と「学び」のおかげです。
特に、赤羽雄二さんの考案された「ゼロ秒思考のメモ書き」との出逢いは大きいです。
統合失調症は、考えが統合できない(まとまらない)という症状もある病気なのです。でも1分間で頭に浮かんだことを書き出していくこのゼロ秒思考のメモ書きのおかげで、頭の中が整理できるようになりました。そして、病状も良くなり、仕事にも就けるようになりました。
シモトリマコトさんがやられているClubhouseのゼロ秒思考のメモ書きルームに、毎朝入ることで、メモ書きを継続することができて、素敵な仲間にも出逢えました。
赤羽雄二さんとの出逢いは、私の人生を変えてくれたと言ってもいいです。それくらい大きな出逢いです。
今は、赤羽雄二さんの提唱されている、アクティブリスニングを学んで、かなり頑張って取り組んでいます。こちらはまだまだ修行中。でも、「以前より人の話を聞けるようになってきたのではないかな?」と思っています。そのことにより好循環が回り出しています。
「学ぶこと」で生きやすくなった私
赤羽雄二さんとの出逢いで、私は変わりました。気分の波の揺れ幅も小さくなったし、さっきも書いたように、生きやすくなれました。
赤羽雄二さんを通じて、「愛着障害」や「毒親」や「長女病」のことも知りました。不安定な幼少期を過ごした私は、「愛着障害」だということも分かったし、息子たち、特に長男に対してはかなりの「毒親」だったということも理解しました。
赤羽さんの勧めておられる本を読むことで、「愛着障害」や「毒親」について自分なりに学び、それを克服する方法も知ることができました。傷ついた自分を自分で癒すことができたのです。
私が傷つけてしまった(わざとではないけれど)長男は、秋に私のところに泊まりに来てくれるので、その時に彼の話をしっかり話を聞いて、彼の傷を修復することができればと思っています。
こうしてブログを書くことでも、自分の心が安定するようになりました。ブログを書くことを勧めて下さったのも赤羽さんです。本当に感謝しかありません。
ブログで文章を綴るためには、たくさん本を読んでインプットする必要もあります。なので、週に1冊は本を読んでいます。その学びを通じて、私は生きやすくなれました。自分の中のマイナスの感情を手放すことができるようになったのです。
「出逢い」によって私は変われました」
「学ぶこと」によって、私は生きやすくなれました。
私のブログが、生きづらさを抱えている人の心を軽くするきっかけになれば、とても嬉しいです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。