「楽しみ上手」になろう。

統合失調症だけど、毎日楽しい

みなさん、自分を喜ばせる時間を持っていますか?「楽しいこと」に時間を使っていますか?

精神科医の樺沢紫苑先生の調査によると、5人に1人が「趣味がない」。4人に1人は「楽しいことがない」と答えているそうです。

「趣味がない」
「楽しいことがない」
なんかもったいない気がします。そして、このように「楽しくない毎日」が続くとストレスが発散できずに、メンタルの危機になると、樺沢先生は著書「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」の中で書いておられます。

私は統合失調症です。発病して約20年になります。メンタルの危機になって発病してしまったのですが、今は毎日が楽しいです。楽しくて仕方がありません。楽しいのはいいのですが、やりたいことが多すぎて、毎日時間が足りないのです。それが悩みと言えば悩みです。

「本当に私、統合失調症なのかな?メンタル疾患なのかな?」
と思うほどです。でも服薬はきちんとしています。もう入院はしたくないからです

どんなふうに統合失調症の私が「楽しい毎日」を過ごしているか?そして、この週末にあった「楽しかったこと」について、今日は書きたいと思います。


ダンスとClubhouseで一日をスタート

ダイエットのために、ほぼ毎朝、まりなたけわきさんのYoutubeの動画を見てダンスをしています。ポジティブな言葉のテロップが出て、すごく前向きな気持ちになれます。まりなさんのキャラも可愛くて楽しい。朝から体を動かすのも気持ちいいです。

そして、シモトリマコトさんのClubhouseのルーム、ゼロナナレッスンズとゼロ秒思考のメモ書きルームに入ってゼロ秒思考のメモ書きをしています。

このゼロ秒思考のメモ書きとシモトリさんのClubhouseルームのことは、何度もブログに書きましたが、私にはとても合っています。

統合失調症は、考えがまとまらない(統合できない)症状のある病気です。

そんな頭の中にあるまとまらない考えを1分間で紙にどんどん書き出していく。1分間でのアウトプットをシモトリさんは、「書く瞑想」と言っておられます。書き出すことによって、頭の中が空っぽになって、クリアになります。毎朝の貴重な習慣です。メモ書きルームに入っている人もとても素敵です。リアルでお会いしたた方も何人もおられて、本当にありがたい場であり時間です。

シモトリさんのルームの前には、Sasaさんという方がやられているルームにも入っています。15分おしゃべりして、ラジオ体操をみんなでするルーム。Sasaさんのお人柄がとても温かいのです。ラジオ体操もなかなか楽しいです。

こんな風に一日をいい感じでスタートしています。


読書・英語・人との交流・料理・そして仕事が楽しい

ダンスとClubhouse以外にも楽しいことがいっぱいあります。

まず読書。私はだいたい週に1冊は本を読んでいます。Amazonで買ったり、カウンセラーの妙さんにお借りしたりして読んでいます。本を頂くこともあります。本を読んだら、赤羽雄二さんが提唱されているアクションリーディングの方法で、読書メモとチャレンジシートを書いています。

次に英語。私は英語が大好きなのです。英語を聞いたり、話したりしていると、なんか幸せホルモンがいっぱい出るのです。NHKのビジネス英語のテキストとCDで勉強もしているですが、英語で話す機会をもっと作ろうと思って、西院のLAUNNDRY CAFEの英語のイベントにも参加しています。英語のイベントも楽しいのですが、オーナーの理恵さんが、とにかく素敵。すごく頭がいいのに、全然偉そうぶらないで、みんなを楽しませてくれて。

それから、私は、人と交流するのも大好きです。人ってみんな違っているからこそ、違いがあるからこそ面白いと思います。人と交流する場を作ろうと、カウンセラーの妙さんと、「違いを認め合える会」Crossroadsの活動を続けています。大変なことももちろんあるのですが、それを上回る「喜び」「楽しさ」があります。参加された方が「楽しかった」と言って下さったら、本当に嬉しいです。

そして、料理。私は一人暮らしをしているので、料理をしないと、カップ麺生活やコンビニ弁当生活になってしまうので、必然的に料理をしているのですが、これもまた楽しいのです。おいしくできた時は、一人でガッツポーズをしています(笑)。人に作ってあげるのも好きです。料理ってなんか、化学の実験みたいだと思いませんか?最近は、クラシルというアプリを見て作っています。

最後に仕事。私は介護施設で、介護補助の仕事をしています。この仕事もとても楽しいのです。人と交流するのが好きな私にとっては、介護施設での仕事は、すごくやりがいを感じられるし、利用者さんと関わるのはとても楽しいです。お金を頂けて、なお且つ楽しい。本当にラッキーだと思います。

病気がひどくて入退院を繰り返していた頃は、今のように「毎日が楽しい!」と思える日が来るなんて想像もできませんでした。人って変わるものですね。


楽しかった週末

この週末も楽しいことがたくさんありました。

金曜日は、映画「インディ・ジョーンズと運命のダイアル」を友達と見に行きました。樺沢紫苑先生も映画を観ることの楽しさを書いておられます。約2時間をその映画の世界に没入できるというか。この映画はまさに、映画の世界に浸れました。主役のハリソン・フォードは、やっぱりすごく演技がうまくて、ストーリー展開も面白くて、本当にいい映画でした。

土曜日は、人との交流の日でした。ゲームのプログラマーで、自分でゲーム会社を経営しているオランダ人の友達に、ゲームクリエイター志望の中国人の友達とカザフスタン人の友達を紹介してあげました。みんな喜んでくれました。一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんでみんなでお茶をしました。

その桃栗さんで、私は精華大学の准教授さんと仲良くなって、Crossroadsのチラシを精華大学に掲示してくださるということになって…すごく嬉しかったです。行ってよかったー。

そして、今日、日曜日の朝は、鴨川の河川敷であった、無料の気功と太極拳教室に参加してきました。気持ち良かったー。いま東洋医学にとても興味があるのです。自分の力で体と心を整えられたら、素敵だと思います。

これから、夏野菜のカレーを作って、夕方はLAUNDRY CAFEの英語のイベントに参加する予定です。楽しみです。


「楽しい」を増やそう

長々と書きましたが、「『楽しい』と思える時間を増やそう!」ということが言いたかったのです。樺沢紫苑先生は、「『楽しい』とドーパミンが分泌されて、仕事などのパフォーマンスも上がる」とおっしゃっています。

反対に「『つらい』『苦しい』と、ストレスがかかった状態が続くと、コルチゾールが分泌されて、それが多すぎると脳が縮む」とおっしゃっています。

「『楽しい』と能力は2倍になり、『苦しい』と能力は半分になる」のだそうです。

「楽しいことなんてないよ」という方もおられるかもしれません。でもでも、「楽しいこと探し」をしてみてください。きっとあるはずです。
・見上がげた空がきれいだった
・初めて入ったパン屋さんのパンが美味しかった
・目玉焼きが上手に焼けた
・コーヒーが美味しくできた
些細なことでもいいのです。一日ひとつでもいいのです。「楽しいこと」はきっとあるはずです。

「楽しいこと探し」の達人になりませんか?

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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