あなただけはYESと言って

Safe Space ほっこり

先週の土曜日にSafe Space ほっこりの初イベントを一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで開催しました。17名の方が参加してくださいました。大成功だったと言っていいと思います。

イベントでは、世界で歌っておられるシンガーソングライターの阿部ひろ江さんのミニライブもしました。

ひろ江さんの歌は、いつ聞いても歌詞が胸に響きます。みなさん喜んでくださいました。

Safe Space ほっこりが目指しているのは、「心の安全基地づくり」。参加してくださる方がほっこりできる、安心安全な居場所づくりができたら。そして、参加してくださる方がリラックスして、お互いに交流する場になれたら。そんな思いで活動を始めました。

アメリカの大学院で学んだ経験のある、英語の堪能な友達が手伝いを申し出てくれました。彼女のサポートは、本当に心強い!

回を重ねるごとによりよい会になるように努力していきたいです。

そんな私の思いが、参加してくださった方に届いていたら、とても嬉しいです。


コーヒー焙煎処桃栗さん

イベントを開催する場所になったのは、一乗寺にある、コーヒー焙煎処桃栗さんです。

ここでは、「ひと箱本棚」という企画をされています。月に2000円払ったら、自分のおすすめの本を置いたり、自分の活動をPRすることができます。

「ひと箱本棚」を借りたら、月に一度、2時間、桃栗さんのスペースを無料で借りることができます。

私は自分がやっている活動やブログの事などをPRしたくて、「ひと箱本棚」を借りることにしました。そして、今回このイベントを開催することにしました。

桃栗さんの珈琲は、本当に美味しい!そして、オーナーの千恵さんが温かくて、面白くて、最高!

いつも、とても温かい気持ちで満たされています。一乗寺に行かれることがあれば、是非、桃栗さんに行ってみてください。


病気があっても、なかったとしても

今回たくさんの方がイベントに参加してくださいました。本当にありがたいです。アメリカ人の女性も参加してくださいました。

でも、一番嬉しかったのは、クリニックのお友達が参加してくださったことです。

私もその方も、精神疾患を持っています。その方はどうかはわかりませんが、私は病気になって、たくさんのものをなくしました。淋しく、辛い思いもしました。

そんな心の病を抱えた人が、この会に参加して、色々な人たちと交流することによって、明日への希望のようなものを得て下さったら、一歩踏み出す勇気を持って下さったら、本当に嬉しいです。

日本だけではないかもしれませんが、心の病に対する差別と偏見は、社会に根強くはびこっています。その一番の原因は、心の病を抱えた人たちが声をあげないことにあると、私は思っています。あげづらいのです。

そんな風潮を変えていきたいのです。発信していきたいのです。

「病気を抱えていても、いなくても、誰もが安心して暮らせる優しい社会をつくっていきたい」と、心から願っています。


あなただけはYESと言って

阿部ひろ江さんの歌の中で、私が一番好きな歌、それは、「YES!」という歌です。

だれもがわたしに「NO!」と言っても、あなただけは「YES!」と言って欲しい。そんな歌詞です。この曲は、とても心に響きます。

そうなのです。みんなが自分に「NO!」と言っても、ただ一人だけでも、本当に一人だけでも、自分に「YES!」と言ってくれたら、私たちは救われるのではないでしょうか?

私たちは自分を受け入れてくれる人を場所を求めています。それはまさに、ベースキャンプ、心の安全基地です。

そんな安全基地を得られたら、私たちは安心して、チャレンジすることができます。

誰もが「NO!」と言っても、「YES!」と言える勇気を持ちたいです。そのことで、その人を支えることができるのなら、それはとても意味のあることではないでしょうか?


これからもチャレンジし続けたい

Safe Space ほっこりの活動、Crossroadsの活動、そしてブログでの発信。それらの事を通じて私がやっていきたいことは。「心に寄り添うこと」です。「心の安全基地をつくること」です。

病気になって、いろいろなものをなくして、傷ついて、ボロボロになった経験のある私だからこそ、寄り添えることがあると思っています。できることがあると思っています。

「こうやって気づきを得て、発信して、活動していくために、私は病気になったのではないかな?」とさえ思っています。それくらい、私は、発信することと心の安全基地づくりの大切さを痛感しています。

「誰かが声をあげなければ!」
とも思っています。声をあげなければ、心の病の人たちに対する社会の無理解と差別と偏見はなくならないでしょう。

声をあげること。それは、とても勇気のいることです。痛みも伴うでしょう。

でも、私は、勇気を出して、声をあげ続けて、行動し続けていきます。そんな私を応援してくれる、温かい仲間もいます。

私にできることには限りがあるかもしれません。小さなステップでしかないのかもしれません。

でも、私は、自分にやれることをやれる範囲で、やっていきたいです。チャレンジていきたいです。それを続けていきたいのです。

私のチャレンジで、誰かが救われて、何かが変わっていくなら、それはとても嬉しいことだから。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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