心に灯りをともす(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol118)
お寺でゼロ秒思考のメモ書き
土曜日は、とても素敵な一日を過ごしました。大泉寺さんというお寺で、ゼロ秒思考のメモ書きのイベントを開催したのです。
私が主宰するSafe Space ほっこりは、「『心の安全基地づくり』の活動を日本中に広めていこう 」という目標に向かって、「あなたがあなたらしく生きられる、違いを認め合える優しい社会を創っていきたい」をテーマに活動しています。
京都市内の一乗寺のカフェの珈琲焙煎処桃栗さんで、ミニコンサートと「なんでも話そう会」を開いたり、カードリーディングの会を開いたりして、心の安全基地づくりをしています。
そんなSafe Space ほっこりの今月のイベントは、「お寺でゼロ秒思考のメモ書きをしよう!」というもの。西洞院松原近くの大泉寺さんという浄土宗のとても素敵なお寺のご住職とご縁が繋がって、昨日の会が実現しました。
どうやってそんな素敵なお寺さんとご住職とご縁ができたか?それは、私の得意なナンパです(笑)。
大泉寺さんでであったアラブ音楽のライブ(ご住職は、何て名前だろう?アラブの笛を吹かれるのです)に行った際に、
「私は心の安全基地づくりの会を主宰しています。お寺でイベントをさせていただけないでしょうか?」と、ナンパしたのです(笑)。
「色々な方にお寺を使って頂きたいと思っているんです。ぜひ使って下さい」とご住職は快諾してくださいました。
そして昨日、そのイベントを開催しました。3名の方が参加して下さいました。ご住職も参加して下さって、みんなで楽しくメモ書きをすることができました。
「ご本尊に見守られながら、こんな素敵な空間でゼロ秒思考のメモ書きができるなんて、なんて贅沢な時間なのだろう」と、参加者のみんなで感動。すごく素敵な時間を過ごすことができました。
家に帰ってからも感動は醒めず、理事の全員に電話して、興奮しながらイベントの話を伝えました(笑)。聞いてくれたみんなありがとう!
オープンマインドなご住職
ご住職は、お坊さんでもあり、精神科のお医者さんでもあるそうです。大学で学生さんたちに教えておられるそうです。
統合失調症の私にとって、精神科のお医者さんは、とても馴染みがあります。参加して下さった方の中には、子供さんが発達障害と診断された方もいて、みんなでご住職の話を興味津々で聞きました。
ご住職、すごく穏やかで素敵!オープンマインドという言葉がピッタリ!きっとすごく頭のいい方だと思うのですが、全然偉そうぶらないで、一緒にゼロ秒思考のメモ書きを楽しんで下さって。それもすごく嬉しかったです。ご縁に心から感謝です。
4月には、大泉寺さんで落語家の方が来て寄席を開かれるのだそうです。落語って聞いたことがないな。参加してみたいと思っています。
一応(本当に一応ですけど)元お寺の嫁の私。ご住職と、お寺の運営のお話や、「どうすれば『開かれたお寺』になるのか?」ということについてもお話ししました。
20代と、34歳で発病するまでとの間、お寺の仕事と子育てとで日々必死だった頃を思い出しました。それは今では辛い想い出ではなくて、「ひたすら生きていたな。駆け抜けていたな」と、なんか当時を懐かしく振り返れるのです。過去と現在とが繋がっているというか。あの日々があったから、今の私がいるのだと思えるというか。
ゼロ秒思考のメモ書きで変われた私
そんな風に振り返れるようになったのも、今の自分が日々を大切にそして幸せに生きられているからだと思います。
過去の私がどん底だったことは、何度もブログに書きました。そんなどん底だった私が今のように変われたのは、息子たちや友達や主治医の先生やクリニックのスタッフさんや、今大好きな彼女さんといった私を支えてくれる人たちのおかげです。
でも変わることができた一番のきっかけは、ゼロ秒思考のメモ書きとClubhouseのゼロ秒思考のメモ書きルームとの出合い、そして赤羽雄二さんとの出逢いだと断言できます。それほど私の人生は、このメモ書きをすることで劇的に好転しました。
ゼロ秒思考のメモ書きについて詳しくお知りになりたい方は、赤羽さんの著書をお読みください。本当に人生が変わります。
赤羽さんは、毎週土曜日にClubhouseで「なんでも相談カフェ」というルームを開いておられます。ベストセラー作家で、世界的な経営コンサルタントの赤羽さんに直接相談できるこのルーム。本当に有料級です!
赤羽さんに、今回のお寺でのゼロ秒思考のメモ書きのイベントの事をお話したら、
「お寺のご住職が、ゼロ秒思考のメモ書きをされるのは、日本初いや世界初
ですね!頑張って下さい!」
と喜んで下さって、応援して下さいました。
日本初!世界初!
そんなイベントを自分で主催できることをすごく幸せなことだと思いました。
心に灯りをともす
ともかく、土曜日のイベントは、大成功だったと思います。やり終えた後の達成感はハンパなかったです。
でもでも、当日を迎えるまでは、実はすごく緊張していて不安でもあったのです。
「私にできるかな?」
「うまくできなかったらどうしよう?」
と「完璧であらねばならない」というドライバーが働いてしまったのです。
そんな私の緊張と不安を理事の仲間が受けとめて、支えてくれました。メモ書きの流れを一緒に考えてくれて、Zoomでチェックしてくれた仲間。ゼロ秒思考のメモ書きのスクリプトを打ち込んでくれて、送ってくれた仲間。不安がる私に、「きっと大丈夫!」と励ましてくれた仲間。みんなにすごく支えてもらいました。心強かったです。
ゼロ秒思考のメモ書きの分かりやすい資料を使わせてくださることを快諾してくれた、モトコレさんにも感謝です。
理事のみんな、本当に温かいな。
ゼロ秒思考のメモ書きルームの人仲間、本当に温かいな。
みんなが私の心に灯りをともしてくれました。暖かな灯りをともしてくれました。それは消えることのない灯りです。
理事の仲間や私がSafe Space ほっこりでやろうとしていること、やっていきたいことは、「人の心に灯りをともすこと」なのではないでしょうか?「心の安全基地」を創って、その輪を広げていくことが、心に灯りをともすことにつながっていくのだと思います。
色々大変なこともありますが、仲間と力を合わせて、「エイヤッ!」と乗り越えていき、夢をカタチにしたいです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。