強烈に思い続ける

「生き方」 稲盛和夫氏著

心の安全基地と自己開示

水曜日は、妙さんのカウンセリングを受けてきました。週に1度、妙さんのカウンセリングを受けています。もう2年以上受けています。

カウンセリングを受けて、私は変わりました。良い方向へとです。私は、本を出版したいと思って頑張っているのですが、本を書くことを勧めてくださったのも妙さんです。「違いを認め合える会」Crossroadsの活動も、妙さんのおかげで、続けられています。介護施設で働き始めて1年半になるのですが、面接を受けるときにも、とても貴重なアドバイスをいただきました。

妙さんとの出逢いで、私は変わりました。後ろではなく前を、闇ではなく光を見られるようになりました。

なぜ、私は変わることができたのか?それは、心の安全基地を得ることができたからだと思います。安心して、本当の自分出せる場所を見つけたからです。

カウンセリングで、妙さんは時に厳しいこともおっしゃいます。でも、それは私のことを本気で思って下さってのこと。ありがたいです。妙さんのカウンセリングを受けて、自分と向き合い、いかに生きていくか?と考える時間を持てることは、私にとって、とても大切です。妙さんに出逢えて、本当に良かったです。妙さん、そして妙さんが主宰しておられるZoom の仲間は、私にとって、「心の安全基地」です。学生時代の友達や、Clubhouseの友達も、私にとっては「心の安全基地」です。

「心の安全基地」を得た私は、病気の事などを自己開示できるようになりました。そして、ゼロ秒思考の赤羽さんの勧めで、こうしてブログを書き始めて、自分が何に苦しんだかをブログの中で自己開示できるようにもなりました。赤羽さんにも、とても感謝しています。

自己開示して、ありのままの私を知ってもらうこと、理解してもらうこと。それは私にとって、とても意味のあることです。

私は統合失調症です。病気のことをなかなか自己開示できずにいました。差別や偏見が怖かったからです。今は、病気のことをごく自然に人に伝えることができます。かつての私がそうだったように、差別や偏見が怖くて、病気のことを自己開示できずに苦しんでいる人がたくさんいると思います。私がこうしてブログを書くことで、そして本の出版を実現させることで、そんな風に苦しんでいる人の力になることができたらと願っています。

心の安全基地を見つけること、そして自己開示できることは、とても大切なことではないでしょうか?


今日も、「生き方」で学びたいと思います。

寝ても覚めても、強烈に思い続けることが大切

「その人の心の持ち方や求めるものが、そのままその人の人生を現実に形作っていくのであり、したがって事をなそうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思うこと。それも誰よりも強く、身が焦げるほどの熱意をもってそうありたいと願望することが、何よりも大切になってきます」

「心が呼ばなければ、やり方も見えてこないし、成功も近づいてこない。だからまず強くしっかりと願望することが重要である。そうすればその思いが起点となって、最後には必ず成就する。だれの人生もその人が心に描いたとおりのものである。思いはいわば種であり、人生という庭に根を張り、幹を伸ばし、花を咲かせ、身をつけるための、もっとも最初の、そしてもっとも重要な要因なのである」

「同じような能力を持ち、同じ程度の努力をして、一方は成功するが、一方は失敗に終わる。この違いはどこから来るのか。人はその原因としてすぐに運やツキを持ち出したがりますが、要するに願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差からきているのです」

「不可能を可能に変えるには、まず『狂』がつくほど強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと。それが人生においても、また経営においても目標を達成させる唯一の方法なのです」


どうしても本を出版したい!

今日の「生き方」の箇所も、心に響きました。「不可能を可能に変えるには、まず『狂』がつくほど強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと」。

私には、「狂」がつくほど強く願っていることがあります。それは、本を出版したいということです。

私は統合失調症です。5回、精神科に入退院しました。大好きだった仕事を失い、離婚も経験しました。息子たちに会えない淋しさからと人生に絶望して、オーバードラッグによる自殺未遂もしました。京都に帰って来てからも、パチンコ依存になったり、男性依存になったりしました。つきあっていた男性の知人に、大金をだまし取られたこともあります。本当にめちゃめちゃで、ボロボロの人生でした。

でも、私は現在、オープン就労で介護施設で働いています。利用者さんや職員さんに信頼されて、やりがいを感じながら働いています。一人暮らしもしていますし、妙さんと一緒に「違いを認め合える会」Crossroadsの活動もしています。素敵な仲間にも恵まれています。赤羽雄二さんがおっしゃるように、人は変われるのです!

闇ではなく、光を見ることができるようになった私。めちゃめちゃでボロボロだった私でも変わることができたのです。こんな風に変われたことに、私自身が驚いているほどです。私がどんなSOSを発信して、それを周りの人たちがどうキャッチしてくれたか?そしてどんなサポートを受けることで、闇ではなく光を見ることができるようになったかを詳しく書いた本をどうしても出版したいのです。

変わるためには、最初の一歩は自分で踏み出さなければいけません。でも、その一歩を踏み出せない人がたくさんいます。そんな人たちに一歩踏み出す勇気を持ってもらえる本をどうしても出版したいのです。人は変われるのだと信じてもらいたいのです。そして、統合失調症をはじめ、心の病に対して、差別や偏見ではなく、正しい理解を持って欲しいのです。私の本を待ってくれている人が、必要としてくれる人がきっといると思うのです。

今日の「生き方」を読んで、私は自分の「願望」をもっと高く、深く、熱くしようと思いました。そして、その実現のために、一層努力していこうと思いました。

一度しかない人生。燃えるように熱く生きたいです。自分を強く信じながら。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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