怖さを乗り越えて、SOSを発信しよう!
妙さんのカウンセリングで明確になった私のビジョン
水曜日は、妙さんのカウンセリングでした。火曜日に妙さんと一緒に行った藤沢あゆみさんと戸田美紀さん(あゆみきさん)のトークイベントの事や土曜日にある中村郁さんの出版記念講演会の事などなど、色々話しました。
私が、あゆみ紀さんや、中村郁さんの出版記念講演会に参加したいと思ったのは、私自身が、「本を出版したい!」と強く思っているからです。
野口雄志さんが
「本を出版したいというのは、ビジョンではないです」というフィードバックを先日の私のブログにしてくださいました。
妙さんは、
「そうや。本を出版するのは方法、手段や。なぜ、本を出版したいのか?を明確にしないと。それがビジョンや」
とおっしゃいました。うーん、私のビジョンはなんなのだろう?
私は、なぜ、本を出版したいのか?
妙さんの援助を受けながら一生懸命に考えて、それが明確になりました。
私は、誰でもみな幸せに、楽しく暮らせる、優しくて温かい社会を創りたいと思っています。
なぜならなら、私は自分が病気になって、白い目で見られたり、前の職場では、病気を理由に辞めさせられたりと、排除されたという経験があるからです。その時、私は、とても悲しく辛い思いをしたからです。
「私と同じような経験をしている人たちがたくさんいるのではないか?」と思うからです。
誰もが安心して、幸せに暮らせる優しい社会を創るために、私の経験を伝えることで、「自分にもできるんだ!」と一歩踏み出す勇気をたくさんの人たちに持ってもらいたいのです。あんなにボロボロでめちゃめちゃだった私にもできたのです。きっと誰にだってできます。そのためには一歩踏み出す勇気が必要なのです。そして、悩んでいる人、困っている人に心を寄せる人が増えれていけば、素敵だなと思うのです。
そのために、私は本を出版するという方法で、自分の経験(辛かったことも、頑張ってきたことも)を開示することによってや多くの人勇気づけたいのです。「人は変われる!」という私のメッセージを伝えたいのです。
そのことによって、誰もが安心して、幸せに楽しく暮らせる社会が、創れると、心から信じているのです。
それが、私のビジョンです。出版は一つの手段で、目標です。色々な方法で、私のメッセージを伝えていこうと思っています。
怖さを乗り越えてSOSを発信しよう!
優しい社会を創るためには、生きづらさを抱えている人、悩んでいる人の声を聞かなければなりません。
でも、統合失調症をはじめとした心の病を抱えた人はなかなか人に、SOSを発信できないのではないでしょうか?「自分が困っている」、「助けが欲しい」ということが言い出せずにいる人が多いのではないでしょうか?
心の病を抱えていなくても悩んでいる人の多くが、自分の「悩み事」「困り事」を、なかなか誰かに相談できずにいるのではないでしょうか?
かつての私もそうでした。というか、私は不安になると、誰かの声が聞きたくなる電話魔でした。手あたり次第に電話をかけまくっていました。辛抱強く私の電話につきあってくれた人たちには、感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、「自分が困っている」、「助けが欲しい」とSOSを誰かに発信するのは、とても勇気がいることです。怖いことだと言ってもいいかもしれません。でも、その怖さを乗り越えて、SOSを発信することをしなければ、困っている状況は何も変わりません。踏み出さなければいけないのです。「誰かにSOSを発信する」、「相談する」勇気を持つことは、とても大切なのです。
『言語化の魔力』の中で精神科医の樺沢紫苑先生は、次のように書いておられます。
「あなたに決めることができるのは、自分が『相談する』か『相談しない』かです。ならば相談してみたらいいのです。それには勇気が必要ですが、コチラから心の扉を開いて、先に自己開示することで、相手も心を開いてくれる可能性が高いのです。『受け入れられるか』『受入れられないのか』の二者択一ではなく、自己開示するからこそ、相手の心の扉が開いて、あなたへの親密度がアップし、受け入れられるようになります」
「いまの自分には不可能でも、未来の自分には可能かもしれない。未来の自分を信じるのです。そうすれば『相談する勇気』が湧いてきます」
素敵な言葉だと思いませんか?
自分の置かれた状況から抜け出そうと思うのなら、なにかを少しでも変えたいと思うのなら、「SOSを発信する勇気」「相談する勇気」を持つことが大切なのではないでしょうか?
自己開示するためには、「自己受容」が必要
私自身が、自己開示してSOSを発信したことによって、自分自身も周りもよい方向へと変わっていくことができました。自分が自己開示することによって、相手も自己開示してくれることもよくあります。
先日も、初めてお会いした人に、私が統合失調症である事を話したら、その方も心の病を抱えておられて、クリニックに通っておられる事を話してくださいました。その方は、8月に妙さんのお宅に来て下さいます。もっと詳しくお話しすることができます。とても楽しみです。私が自己開示することによってより深い関係をその人と結ぶことができました。
私がSOSを発信して、人に相談したことによって、妙さんのように、悩み事の解決法を一緒に考えてくれたる人にも出逢えました。そして、前のブログにも書きましたが、心の安全基地を見つけることもできました。
自己開示はとても大切です。そして、自己開示するためには、ありのままの自分を認めること=「自己受容」が必要です。自分の良いところはもちろんですが、ダメな部分も含めて、ありのままの自分を認めること。それが自己受容です。関西弁風に言うと、「ええかっこしい」ではなく、素直に、ありのままの自分を受け入れることが大切です。
I'm OK と言いましょう!
踏み出さずにいると何も変わりません。怖さを乗り越えて、「SOSを発信する勇気」「相談する勇気」を持ちましょう!
私が発信することで、ほんの少しでも何かが変わっていけば‥‥そんな思いで、今日もブログを書きました。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。