ハダ

合同会社セリフ代表。言葉起点で経営者に伴走しています。岡山県北・西粟倉村在住。くくり罠の猟師。趣味はトレイルランニングと養鶏。

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元銀杏BOYZ・中村明珍✕タルマーリー・渡邉格「元パンクロッカーが田舎に暮らしてみて、今どうなの?!」イベントレポート

ゴーイングステディと銀杏BOYZを聴きながら鬱蒼とした青春時代を過ごしたハダ(@hada_tomohiro)です。 8月26日(日)に鳥取県・智頭町にあるパン&ビール屋さん・タルマーリーで開催された上記トークイベントに参加してきたのでイベントレポートを書いてみました。んもうね、端的に申し上げて最高でした!! 元銀杏BOYZ・中村明珍✕タルマーリー・渡邉格トークイベント「元パンクロッカーが田舎に暮らしてみて、今どうなの?!」 中学、高校、浪人、大学…鬱蒼とした青春時代に狂

    • 返事はとにかく短く早く書け

      お世話になります どうぞよろしくお願いいたします ノートパソコンを開いてメールを返信しようとするとついつい枕詞を付けてしまいがちですが、最近はこれらの言葉を付けることが減ってきました。 理由はスマートフォンで仕事の連絡をすることが圧倒的に増えたからです。 社内の連絡はメールを使わず、ビジネスチャットサービスのSlackを使っています。 スタンプ一つで「確認したよ」と意思表示できるのがお気に入り。 お客さんとのやり取りもFacebookメッセンジャーやLINE、チ

      • これからの就職先選びの視点に「マッチョな社長」が必要な理由

        Facebookのタイムラインを眺めていると、クリックせずにはいられない投稿がありました。システム開発やWEB制作に取り組んでいる企業の社長さんのブログです。 論理だった文章は言わずもがな、刮目すべきはページにある社長さん本人の筋骨隆々の美ボディ。思わず拡大して二度見したのでした。今年47歳には到底見えない起業家アスリートの肉体美ったら凄すぎ…! 社長は働きやすさを追求する会社経営とマッチョの関係性について触れています。至極のマッチョ名言をどうぞ。 偽情報やあてにならな

        • JALが車いすを木製にした理由に国産材活用のヒントが詰まっていた

          「日本の木でギターつくりました」 「国産材iPhoneケースを開発しました」 森林資源の有効活用を目的として、間伐材や国産材を利用した商品開発事例は巷にありふれています。 ただ「誰が欲しい商品なの?」「どれくらい売れるの?」と考えてみると、確かな市場や需要がある商品はなかなか少ないものです。 日本の木を使って新たなマーケットを切り開こうとすること自体はチャレンジングで素晴らしいと思います。ぼくらもそんな会社でありたい。 一方で、はじめることよりも続けることの方が難し

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          脂肪少なめ&鉄分多めなヘルシー鹿肉は焼くと固くなりやすい。塩麹で漬け込みサッと火を通すのがオススメ

          「檻ン中に生け捕りにしたるけん、持ってけぇ!」 友達が猟師のオッチャンから「生きたメス鹿」をお裾分けしていただいたとそうです。田舎ってすごいですね…! 自分も友達も狩猟免許を持つ新米ハンター。練習がてら捌いて鹿肉を食おう!ということで解体してきました。 檻に生け捕りにされた(暴れる)メス鹿の頸動脈をナイフで指す 殺してよく血を抜く 水でよく洗い、ダニを落とす 首を切落とし、逆さ吊りして皮を剥ぐ 口と肛門での食道管を縛る(血や糞尿が肉に付かないようにする) 内臓を取り出す

          脂肪少なめ&鉄分多めなヘルシー鹿肉は焼くと固くなりやすい。塩麹で漬け込みサッと火を通すのがオススメ

          材木を扱うモンは、絶対に木に惚れ込んだらあかん

          「材木を扱うモンは、絶対に木に惚れ込んだらあかん」 売りモノである材木に惚れ込んで売り惜しみをしてはいけないし、時流に合った適正な木の価値を常に冷静に判断しなればいけない。だから、材木屋は決して木に惚れてはいけない、と。 「惚れてもいいのはええ女だけですわ、ガハハハハ」 数年前にお会いした、ある材木問屋の社長の言葉は今もしっかりと記憶に残っています。 木材業は在庫商売の色が非常に強い業界です。 大きな問屋や市場を覗けば、広大な倉庫には総額いくらになろうか想像もつかな

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          必要なのは規格よりも企画。お客さんがJAS規格でハネられる木材を喜んで持って帰るのはなぜ?

          JAS認定工場における選別・格付・品質管理に係る製材の資格者養成研修会に参加してきました。 平日2日間&9時〜17時までのギッシリ詰まった缶詰講習。 おかげでポケットで鳴り続ける電話に目をつむって月末の請求書発行やら溜まった見積もりの作成やら事務作業がずいぶんと進みました。って違うか。 見たことあるけど実はよく知らないJASとは?JAS制度は、農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)に基いて、 ① 品質改善 ② 生産の合理化 ③ 取引の単純公正化および ④ 使用また

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          「古美ていく(ふるびていく)」無垢の床

          先日、ある工務店さんを訪れ、お話を伺った際に「古美る(ふるびる)」という表現をはじめて耳にしました。 無垢材を営業・販売するうえで、「経年美化」という表現はよく使っていましたが、「古美る」という表現は、よりしっくりと木材の特性を捉えていて、自分のなかでストンと腹落ちしたのでした。 時間が経って、使い込んで、美しくなる。 古美ていく過程を通して、いっそう愛情が深まっていく。 無垢材は使い込むことで、ぐっと表情が増し、美しくなっていきます。 それはまるで財布やブーツとい

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          家事は明日の自分のための積み重ね

          月曜日の朝、出張の荷物が玄関に置いてある キッチンには洗いものがなく、すっきりと片付いている 冷蔵庫には週末につくり置きしたおかずが入っている たったそれだけのことで、その日を充実して過ごせそうな気がします。 ちゃんと睡眠をとって、朝ごはんをしっかりと食べて、用を足して、家を出る。その毎日の繰り返しがこころを穏やかにしてくれます。 あ、ちゃんと俺回ってんな、って。 逆に、 日曜日の夜に洗濯物が大量に残っていたり 月曜日の朝から冷蔵庫はスッカラカンだったり あ、寝る前

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          林業と農業・漁業との決定的な違い。木材に鮮度は要らない?

          農業と林業と漁業。「農林漁業」という言葉があるように、第一次産業として三つの産業が並べられることがありますが、林業が農業・漁業と大きく異なる点があります。 それは鮮度の高さが望まれないということ。 農業ならば野菜、漁業ならば魚。スーパーに足を運べば「今朝とれたて」「鮮度が命!」といったコピーが並びますが、木材に鮮度は必要ありません。 鮮度は出来る限り低い方がよいのです。 言い換えれば、ドライフルーツや干物のような状態が好まれるということ。しっかり乾燥した状態の木材が必

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          トレイルランニングの消費カロリーをMETs(メッツ)法で計算してみた

          材木屋トレイルランナーのハダ(@hada_tomohiro)です。 レースや練習でハンガーノックになった経験からトレイルランニング時の消費カロリーについて調べてみました。 トレランって想像以上にカロリーを消費するんですね、驚きました。 補給食不足が原因でハンガーノック状態になる以前、トレイルランニングの大会(30km程度)に参加中、十分に補給食を摂らなかったことが原因でレース中にハンガーノック(エネルギー切れのガス欠状態)になり、倒れてしまったことがありました。 その

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          ヨモギの葉っぱと水中ゴーグル

          その地域は「田舎」という言葉ではすこし物足りないくらいの山々に囲まれた集落。愛知・奥三河にある御園(みその)という地域です。 父も祖父も御園で生まれ育ちました。 集落内の人口は今や100人に満たず、地域の95%以上が山、山、山。最寄りのコンビニまで車で1時間弱。バスはせいぜい1日3、4本。道路には当たり前のようにシカやサルがいます。 そんな地域で育った父や祖父母が重ねてきた当たり前の田舎暮らしは、平成生まれの自分にとっては非日常的で刺激的なもの。 そして、まだ幼い頃に

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          メリデメ論よりもお節介な勇気づけがお客さんの納得感を生む

          「家具を買ったことがあるひとって意外と少ないんですよ」 そうおっしゃるのはお仕事をご一緒させていただいている家具屋さん。いや、もはやライフスタイル屋さんとでも言うべきでしょうか。 東京の一等地に店舗を構え、家具や雑貨などの製造・販売だけにとどまらず、店舗やオフィスなど空間の設計にも取り組んでいます。 テーブル、イス、棚やソファなどの家具だけではなく住環境に関するありとあらゆるものが揃う「ニトリ・無印・IKEA」の三大インテリアショップで買い物はしたことはあるけれど、いわ

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          インターン生にはインターン開始前から名刺をつくってあげましょう

          大学生の頃、長い長い春休み(大学生は1年の3分の1が長期休暇)を利用し、住み込みでインターンシップに取り組んだことがありました。 春休み直前は期末試験の勉強に忙殺され、試験をミスって追試になればインターンができなくなってしまう…とビビりながら勉強の日々。 机に向かってはいるんだけど、来週から始まるインターンの不安や緊張で心がモヤモヤしてしまいます。 そんなタイミングで、お世話になるインターンの受け入れ企業の経営者さんから自宅へと小包が届いたのでした。 小包を開けてみる

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          会社の「っぽさ」のつくり方

          「この会社、スーツなんて着ないで私服で仕事したらいいのに」 「あの会社、WEBの見た目と実際の雰囲気が全っ然違うなぁ」 会社名、WEB、事業、事務所、社長、働くスタッフ、チラシ、etc …。 会社を構成するさまざまな要素が、全体の雰囲気として「ぴったり・しっくり」くる会社もあれば、「なんか惜しい」「非常に残念な」会社もあります。 今回は、その会社「っぽさ」って、どう形成されるのだろうかと考えてみたのでした。それはスタッフが着ている服ひとつも重要な要素だったりするのかも

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          トレイルランニング専門店のグループランに参加してみて感じた「ゆるくオープンなコミュニティ」づくりの重要性

          孤独な村民ランナーのハダ(@hada_tomohiro)です。 東京出張にかこつけて東神田のトレイル(&)ランニングショップ「Run boys!Run Girls!」を初訪問しました。 インスタグラムを眺めてはいつか行ってみたいと思っていた東京を代表するトレイルランニングショップです。 トレラン専門店「Run boys!Run Girls!」初訪問9月は岡山で「FORESTRAIL(72km)」、10月は兵庫で「OSJ氷ノ山山系トレイルレース(78km)」と秋のレースが

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