高橋哲哉「メルロー=ポンティと〈根源的自然主義〉」(1991)
高橋哲哉「メルロー=ポンティと〈根源的自然主義〉」『現象学年報』vol.7、日本現象学会、1991年
日本のメルロ=ポンティ研究者、否おそらく哲学研究者一般にとっても有名かもしれない高橋哲哉の代表的なメルロ=ポンティ評。メルロ=ポンティを専門としない研究者にとってそれはメルロ=ポンティ哲学の全体的な雰囲気を掴むための格好の入門書であり、メルロ=ポンティを専門とする研究者にとっては悪名高きドクサを蔓延させた仇敵である。同論文は翌年の『逆光のロゴス』(1992)に収録された。