次男の登園拒否④私の中の小さいわたし
③からのつづき。
ある日突然はじまった、次男の
「ようちえんいかない」
から1ヵ月ほど。
飽きずに?毎日
あれこれ行きたくない理由を並べる3歳児ですが、
時間はかかりつつも自分で動いてくれるようになっている。
この一連のエピソードを知った
友人知人や園の先生たちから
「おかあさん、えらいね」とたくさん言ってもらった。
と同時に
「なんでそうしようと思ったの?」
と聞かれることがあった。
なんで?
…毎日イライラするのが嫌だったから
…次男が泣いたり怒ったりする姿を見たくないから
…次男と私がバトルしている間じっと待っている長男が可哀想だったから
どれも本当だけど、どれもなんか違う。
なんで次男を受け止めたいと思ったのか、
なんで待つことにしようと思ったのか。
浮かんだのは小さい頃の自分。
「あぁ、そっか。わたし自分がそうして欲しかったんだ…」
ぼんやりと、でもはっきりとそう思った。
わたしの話を聞いて欲しかった。
わたしの気持ちを受け止めてほしかった。
意地っ張りなわたしが
「やっぱり○○する」と言えるようになるだけの時間、
待ってもらいたかった。
動き出せたら、にっこり笑って手をつないで歩いて欲しかった。
次男にしたことは、
小さい頃のわたしが親にして欲しかったこと。
そう気付いたら涙が出そうになって、
小さい頃のわたしが救われたような気持ちになった。
次男に向き合わないと!と思えたのは
小さい頃のわたしからのシグナルだったのかもしれない。