かとうあきこ

体と心のセラピスト 2児母(おもしろ個性男児たち) 栄養士・心療カウンセラー・タッチセラピー・アクアチューニング・アクセスバーズ

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最近の記事

わらった顔、おこった顔

「ぼくさ、かーちゃんの顔を思い出す時はいつもわらった顔ばかり出てくる」 長男が突然言う。 それを聞いた次男は 「えー、ぼくは思い出すと怒った顔!」 どちらにも 「へー、そうなんだ〜」と返す私。 彼らはそんな私の反応も見ずに 「笑った顔だよ!」 「怒った顔だよ!」 となんだか闘ってる。 なんだこりゃ。 まぁ、母としてはやはり 笑った顔ばかり出てくる、と言われたほうがうれしいなぁ。 ところで、実際のところは 長男のほうがきっと怒られている。 怒り方も、ねちねちしつこい

    • 愛されていたことを認めたら

      『愛されなかった子』『理解されなかった子』を長年やってきて それを乗り越えて生きていた、みたいな 悲劇のヒロイン的思考が長年抜けず、 それが顔を出さなくなっても、根底にある 『私は親に理解されなかった子』という設定は消えなかった。 消してしまったらいろいろ崩れそうだったからだ。 何しろそういう設定で生きてきたから。 小学生から複数の精神病を患ったことも 青春時代やんちゃだったことも 彼には依存気味になりやすかったことも モラハラ男ホイホイだったことも 社畜になって、結果職

      • 母のこと

        美談にしたくないと思っていた。 亡くなったから、すべて良い思い出になるなんて違う。 傷ついたこと 苦しかったこと 心から好きと思えなかったこと 私がずっとたたかってきた43年を “もうこの世にはいない” という、生きる者にとって当たり前の最後で すべて無しにしたくなかった。 あんなに嫌がって、 憎んだり、泣いたり、怒ったりしてたのに、 母のことを想って泣く自分を気持ち悪いと思った。 だからどこか冷めて、 何か母のことを話しても “でもうまくいってなかったんですよ”なん

        • 戻ってしまうのにやる意味はなんですか?

          タイトルにある質問、 ここ最近よく聞かれるのでインスタでフィード投稿しようかな、 でも長くなるな、 端折ったら私の意図通りに伝わらないかもしれないしな、 なんて思ってだいぶ絶ってしまって やっとここ(notte)に落ち着きました。 話を戻します。 施術をしていて 「でも体は元に戻ってしまう」という話をすると 「戻ってしまうのに(施術を)やる意味ってなんですか?」 とよく聞かれます。 なので、あくまで私が思っていることをお話します。 現在地を知る体や心の状態を今より良く

          家系図画

          久しぶりの投稿。 今回は家系図と先祖供養のお話です。 まずはじめに、 果歩さん(果歩(Kaho)|note)とご先祖様たちありがとうございます。 ----------------- 私の家は父方とも母方と遠方だったこともあって、 親戚付き合いが多い方ではありませんでした。 いとこは親子ほど年齢が離れている人も多く、 祖父母も小学校ないし中学生の頃には亡くなっていて 血縁への想いも特になく大人になりました。 それが普通だったし、 家系図なんて自分には縁のないものだと思ってい

          今さらの自己紹介

          頑固で繊細、かと思えば人の目なんて気にしないわが道を行く長男、 人の目気にしまくり、いつも人を笑わせたいおちゃらけ次男、 誰に会わせても「やさしそうだね」と言われる仏のような夫と暮らす アラフォー主婦。 小さい頃から親に「変わった子」扱いされ、 数々のすったもんだを越え、 30過ぎて夫と出会ってやっと人生が落ち着いたHSP。 子育ての中のこと、 ごはんやおやつのこと、 家族のこと、 頭の整理と日記の意味も込めてつらつら書いています。 #自己紹介

          今さらの自己紹介

          どれだけ視野を広げて生きていけるか

          自分や、自分の近辺にいる人だけの視点や価値観、基準で ものを言ったりするような人にはならないぞ という思いが、日々強くなっているこの頃。 すべての人に寄り添う、という意味ではなくて。 人として出来得るかぎり柔軟でいたい。 自分の知っているもの、感じてきたことなんて 世界を見たらほんとちっぽけで、 そんなものを振りかざすのは恥ずかしすぎて笑えるくらいだっていうこと。 芯は持っていたいけれど (むしろここは持っていないとだめって思ってる)、 『これ』っていうものもあるけれ

          どれだけ視野を広げて生きていけるか

          これもある意味「小1の壁」。

          幼稚園卒園まで勉強らしい勉強をしてこなかった長男。 「幼稚園までは遊びまくったらいいよ~」 という私と夫の考えと、 プリントやドリルなどを与えても、本人が全く興味を示さなかったのが理由。 とは言え、もう少しなにか方法を取ってやらせるべきだったのかなぁ。 と思わずにいられないこの頃。 ひらがな、カタカナ、足し算、引き算。 足し算引き算はまだ10までの数だけど、 どれもが「きちんとできている」とはいいがたい様子。 でも「まったく理解できていない」わけではなさそうで、 宿題

          これもある意味「小1の壁」。

          おなかの弱い長男と母の手のはなし。

          うちの長男はお腹が弱くて、しょっちゅうお腹を壊すんです。 脂っこいもの 冷たいもの、 少し食べすぎたり、 そのたびに長いことトイレに籠って、 決まって 「かーちゃん、おなかさすってよーーーー!」 と叫ぶ。 とある日、 いつものようにトイレに籠り、 少し落ち着いたからほおっていおいて、 調子の悪い私は寝室で横になっていた。 しばらくするとまた長男がトイレに入る様子が分かったけど、 夫にお任せすればいいやとそのまま寝ていると 「ちがう!とーちゃんちがう!!!!」 「そん

          おなかの弱い長男と母の手のはなし。

          小さな希望を叶える大切さ。

          今日は次男の5歳の誕生日でした。 誰かのお誕生日には必ずホールケーキを買うわが家。 大抵は父母のお気に入りのケーキ屋さんで買うのが定番。 今回はどんなケーキがいいかな。 次男の好きなショートケーキかな。 でもあのお店はチョコレートケーキが絶品だし… そしたら数日前、テレビを見ていた次男が叫んだ。 「あれたべたい!あれ!」 見るとテレビではアイスケーキのCMが流れていた。 そんなわけで、次男の誕生日のケーキは 某アイスクリーム屋さんのアイスケーキになった。 調べたら

          小さな希望を叶える大切さ。

          子どもの成長から見えるもの

          来年小学校に上がる長男は、 最近ぐっとお兄さんになった気がする。 語句も増えて、自分の気持ちや状況を伝えられる。 自分の好きなものがよくわかっている。 相手の状況を見て行動を変えられる。 苦手だった気持ちの切り替えも、 1年前に比べたらとてもうまくなった。 長男の同級生たちも、それぞれの成長を遂げている。 そんなわが子たちを見て、多くのママ友が 「ちょっとさみしいよね」と言う。 うれしいけれど、ちょっとさみしい。 きっと多くの親が感じる複雑な心境というもの。

          子どもの成長から見えるもの

          今日のつぶやき

          いろんな好きなことが共通してたり、 ある一面をとても尊敬してたりしても、 危機管理に対する考え方が違うと ここぞって時にやっていけないし、 今まで築いた関係が総崩れするもの。 だれが自分にとってmustなのか、そうではないのかを感じさせるコロナ禍。 夫とはいろんなことが混じり合わない。 けど、命が関わる時とか生活、心身の健康とか 子どもの育てかたとか、そういうのが大きく食い違ったことがない。 ごはんとか住居とか、生きるうえで欠かせないこともね。 この状況の中でも守りた

          今日のつぶやき

          次男の登園拒否④私の中の小さいわたし

          ③からのつづき。 ある日突然はじまった、次男の 「ようちえんいかない」 から1ヵ月ほど。 飽きずに?毎日 あれこれ行きたくない理由を並べる3歳児ですが、 時間はかかりつつも自分で動いてくれるようになっている。 この一連のエピソードを知った 友人知人や園の先生たちから 「おかあさん、えらいね」とたくさん言ってもらった。 と同時に 「なんでそうしようと思ったの?」 と聞かれることがあった。 なんで? …毎日イライラするのが嫌だったから …次男が泣いたり怒ったりする姿

          次男の登園拒否④私の中の小さいわたし

          次男の登園拒否③その後の次男

          ②からのつづき。 その後の次男。 動くまでには時間がかかるけれど、 しばらくすると自分から動くようになった。 起きる、着替える、ごはんを食べる、階段を下りる、靴を履く… 自分のペースで動くことを決めた後は 文句も泣くこともなく登園する。 ちょっと急かしてしまったり なんとなく言葉でごまかして連れ出すと、 何かの拍子に気持ちが崩れて ぐちゃぐちゃになる。 「行きたくないけど行かなきゃいけない」 を誰よりもわかっていて、 わかっているからこそ嫌だったのかもしれない。

          次男の登園拒否③その後の次男

          次男の登園拒否②思いがけないショック

          ①からのつづき 何だか具体的なことは浮かばなかったけど、 とにかく心に決めたのは ・なぜ園に行かなければならないか伝える (ひとりで家にいることができない理由) ・「いきたくない」を受け止める ・声をかける→待つ (何度も言わない。声を荒げない) できたお母さんには当たり前のことかもしれない。 私も職場(放課後等デイサービス)ではできる。 でもここに着くまでできなかった、 と言うより思いつきもしなかった。 育児って怖い… 次男の反応はと言うと、 なんと初日から泣き喚

          次男の登園拒否②思いがけないショック

          次男の登園拒否①引っ張って歩く毎日

          6月の2週目ごろからだったかな。 突然始まった、3歳次男の「登園拒否」。 朝起きること自体を拒否、 着替えることも ごはんを食べることも、 お手洗いを促されることも、 声をかけられることすら泣いて怒る。 「こども園に遅刻だよ」 いやそれより 「かーちゃん仕事なんですけど…」 当たり前だけど時間は刻々と過ぎていくので 最終的に、無理やり手を引っ張って連れていく。 「かーちゃんひどい」 「ぼくはいやなんだ」 「おうちに いたいんだ」 次男の必死の声が聞こえるけど 私に

          次男の登園拒否①引っ張って歩く毎日