【24年12月】KindleUnlimitedの読書記録
今月はKindle Unlimitedでたくさん本を読んだので、その内容を紹介します!
ネタバレがないように感想をつけています。
読んだ本一覧
葉桜の季節に君を君を想うということ/歌野晶午
「六人の嘘つきな大学生」を読んでから、どんでん返し小説を読みたくなりました。色々調べたらKindleUnlimited対象のこの「葉桜〜」も人気のミステリ小説のようなので、読んでみました。(正直、タイトルと表紙だけ見た瞬間は、恋愛小説だと思っていました💦)
最後まで見事に騙されました・・バラバラのように思えるストーリーがするすると繋がっていく様が気持ちよく、また桜という木を見る目も少し変わった気がします。前向きな気持ちになりました。
七回死んだ男/西澤保彦
こちらもどんでん返し系ミステリ小説。タイトルと表紙で嫌厭しちゃっていましたが、その印象とは裏腹にポップで面白かった!
座布団を投げ合うシーンで不意打ちで笑った。「にゃ」って。笑
カラスの親指/道尾秀介
どんでん返しの流れで、道尾秀介さんの本を久々に読みました。中盤はハラハラドキドキしてページを捲る手が止まりませんでした。
ハンチバック/市川沙央
2023年芥川賞受賞作品。
サクッと読めるページ数ですが、かなりガツンと響きました。いま健康体で生きている自分の一瞬一瞬がとても重たく、真剣に考えなければならないもののように感じました。障害とは、社会とは、普通とは・・・考え込んでしまう。
正体/染井為人
分厚い本だと思いますが、短編小説のような読みやすさと、続きが気になりすぎたのもあり2日で読み切ってしまいました。
ずしんと重さのある作品で読み終わってもずっとこの本について考えてしまいます。
横浜流星くんを思い浮かべながら読んだら切なくなって大ファンになってしまいました。
純喫茶トルンカ/八木沢里志
前の記事で紹介した本です。読みやすいほっこりストーリーが3編入っているので、癒されたい時にぴったりです。
満月珈琲店の星詠み/望月麻衣
こちらも前の記事で紹介しました。星、カフェ、猫が好きなら絶対に読むべし!
今日も一歩も外に出なかったけどいい1日だった。 気にしすぎさんが自分軸を作るまで/なおにゃん
うさぎの絵が可愛かったので、読んでみました。
私も人と会うと激しく疲れてしまうので、一人でぼーっとしたり寝たりする時間が好きです。ただそういったことに後ろめたさもあります。
そういうことも含めて素直に「一歩も外に出なくても幸せだと感じたい」と思える領域に行けたらいいなと思いました。
エミリの小さな包丁/森沢明夫
プロローグを読むととても不穏なお話なのかな?と思いますが、その印象をガラリと変えてくれます。普段感じていながら我慢している嫌なこと、辛いこと、そういう毒を抜いてくれる温かいお話でした。
そしておじいちゃんの作る料理が本当に美味しそう!お魚好きな人はぜひ読んでほしい!
ベスト3
この中でもしベスト3を決めるなら・・・
以下の3作品かなあと思います。
染井為人「正体」
八木沢里志「純喫茶トルンカ」
森沢明夫「エミリの小さな包丁」
「正体」はとても良かったので、チャンスがあれば映画も見に行きたいと思います(流星くんが見たい)。
後の2作品はほんわか人情系です。刺激は少ないですが、美しい自然とか、ふとした時の人の優しさや暖かさに触れたい時にオススメです。
終わりに
Kindle Umlimitedを契約しているので、しっかり活用したいと思い記録をつけることにしました。続くかわかりませんが、がんばります!
文庫本(無ければ単行本)を買った場合の金額
葉桜の季節に君を君を想うということ 902円
七回死んだ男 858円
カラスの親指 1034円
ハンチバック 1,200円(単行本)
正体 990円
純喫茶トルンカ 781円
満月珈琲店の星詠み 770円
今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。 気にしすぎさんが自分軸を作るまで 1,540円(単行本)
エミリの小さな包丁 836円
合計 8,911円