ホンジャマカ石塚さんのように、自分が本当に楽しいと思えることをやりたい
『耳の穴かっぽじって聞け!』という深夜番組(テレビ朝日、火曜深夜2:34から放送)を知っていますか?
とろサーモン久保田さんと、ウエストランド井口さんがMCで、ゲストが書いた本音の文章を聞いて感想を言う番組。
ゲストはVTR出演で、本音を書いた文章を提出。その文章はナレーションで読み上げられる。
2024年7月2日放送回のゲストがホンジャマカの石塚さんだった。
石塚さんは、Instagramで毎日キャラメイクを投稿しているらしいのだが、その理由が語られていた。
まず、そのキャラメイクというのが、単純にウケを狙ったものではなくて、狂気じみている。
井口が「何をやってるんすか?」と言うようなとんでもない代物で、久保田に「殺されていった森の妖精たち」と表現されていた。
顔に色を塗り、タオルや画用紙、テープを使って、さまざまなものに扮装している。
「食パンマン」「けん玉」「カヌレ」「コツメカワウソ」などなど、題材は幅広い。
62歳、芸歴40年のベテランがなぜ、こんなことをしているのか。
その理由は、
「毎日楽しみたいから」
なのだそうだ。
「私は、今まで何かを決断する時、
最終的に自分が楽しいか
楽しくないかで決めてきました。」
「芸人としてというより
自分が本当に楽しいと思えることを
やっているだけです。」
「毎日楽しみたいから
毎日キャラメイクを続ける
これが理由です。」
と、語られていた。
純粋に、自分が楽しいと思えることをやっているって、素敵だな!!
アクセスを伸ばそうとか、フォロワーを増やそうとか、売り上げを立てようとか、
他者からの評価を得ることが目的じゃなくて、
「楽しんでやる」ことを第一優先にしている活動って、魅力的だよなあ。
そういえば…
滝沢カレンさんは、YouTubeで大喜利をやっているけれど、「好きだから、やりたいから」やっていると言っていたし、
菅田将暉さんは、「音楽活動は楽しくないと続けられないと思ったから、楽しむためにやります」と、宣言して始めたらしい。
楽しみながら続けることで、内容も磨かれていくのだろうけれど、何より姿勢というか、
「楽しそう」なのが伝わってきて、それが魅力的に感じる。
私も石塚さんのように、
「自分が本当に楽しいと思えることを
やっているだけ」
と、言えるような活動がしたい!
このnoteが、そうなったら良いなと思っているのだけれど、
つい、
「どうせなら、評価されたい。これで稼げたらなあ」
と、下心が出てしまう。
煩悩だなあ。
まっすぐに、先を期待しないで、
ただ、目の前のことを純粋に楽しんでいる方が、人の心に響くのだろうと思うから、
下心があるのならなおさら、楽しむことを第一目標に据えるべきなんだろうな。
石塚さんが、62歳という年齢で、自分のやりたいことをやっている、ということにも励まされる。上の世代の人が、イキイキしていると希望が持てる。
私は今40代で、なんかもう先が短い気持ちになっていたけれど、石塚さんの歳まで20年もあるのだ。まだまだまだまだ、やれることはありそうだ。