3月28日 俳優としての日記
19:36 今日もおつかれさまでした。
今日はワークショップに参加しました。
諸々自分の中でケジメをつけよう思います。
準備の配分ができなくて。
ひたすらに反省しております。
信頼してくれてお誘いしてくれたのに、この体たらくです。「やること」を重ねてはいけない。やるべきことの順序がつけれていないことは良くないです。器用じゃないんです。しかも芝居に落語が出てるとご指摘もありました。
ちょっとしんどいことをつらつら書きます。
本業にしたい「俳優」でしたが「俳優」はいっぱいいた。
もともとオーディションが苦手で受かることができなかった。
だから「演劇」を作る方に回って、自分の出番は自分で作ればいい!とハコボレを立ち上げた。主にSFや絵本のようなファンタジーの作品を書いてきた。しかし「演劇」でも認められない時期が続いて人が離れた。そのときに頼ったのが「落語」だった。演劇の一人芝居、落語の芸がどんどん好きになった。でも噺家にはなる覚悟はなかった。「俳優」の中でも真剣に落語を打ち込めば、上手くいくかもしれない。「落語×演劇」の組み合わせは、まだ演劇界にもないから上手くいくかもしれない。
その時々で、真剣に場所を探して。掘っていった。
しかしどれも少しづつ覚悟が決まっていないことを知る。俳優と劇団。脚本/演出、そして落語。どれも真剣に生きるには一本に絞らないとどこにも行けないんじゃないかと、悔しさと恥をいっぱいにかいた日だった。
最近面白い物を多く見たし、自分の未熟さを痛感した。
先日の落語はとても楽しくて、今日のワークショップは準備不足の地獄を見た。全部自分の選んだ道で。つまみ食いばかりして上に成りあがれるほど芸の道は優しくない。
「俳優」を目指していた。その道中でハコボレはかけがえのない創作の場所となった。俳優を通して稼いだ資金で劇団をやっていく。それが強く描いていた理想の姿だ。いつの日かららか、オーディションに受からない日々。外の現場に出ないと作品の中身も枯渇する。どっかで芽が出ればいいはもう辞めようと思う。
俳優しかできない人間たちのバケモノぞろいの中。上は磨かれ、下は才能だらけが芽生えてくる。そんな中、他に目を向けながら成功などするわけがないんだ。苦しいがな、悔しいがな、自分の向くべき道に腹をくくらないといけないなと思う。
改めて思う、自分は何も上手くない。
脚本も演出も俳優も落語も絵も生き方も上手くないんだ。その中に「自分がこれをやりたい!」という強い力が宿っていたからここまで続けてこれた。その熱量を失った私に魅力はなく。火が消えかけていたんだ。
再熱するのは悔しさだ。恥をかいた時だよ。信じてくれた人に対して申し訳なく。格好つけて、何かできるフリをするのもやめるんだ。最初に願った俳優こそ真剣に挑まないといけないのです。打ち込まないと。打ち込まないと。もうなんにも残らなくなってまいます。
いろんな道草をしましたが、改めてやりたい道を進もうと思います。
今日の悔しさを忘れぬように。noteも残しておきます。
20:03 前田隆成