11月14日 露と枕『橘に鶯』2日目
橘に鶯(タチバナにウグイス)
おはようございます。
『橘と鶯』昨日、無事に初日を迎える事が出来ました。
仕事先や、新しく出会った仲間がたくさん観に来てくれて、終演後にたくさんお話を聞かせてもらいました。
ひとつ、おもしろかったのが『橘に鶯』とはいったい何だったんだろう?
という、疑問を持ってくれた人がいました。なるほど。なるほど。
こちらの舞台となる『田路屋』の看板商品の「粉白粉」の名前が「橘に鶯」であるといった由来はございました。
タチバナには諸説ありますが、不老長寿の意味があったり。
ウグイスのフンは昔から洗顔料やニキビの治療薬としてし使われていたり、着物の染み抜きにつかわれたりと。舞台に登場する300年続く名家、不老長寿の存在の『おくしさま』と深い結びつきがあるようで。
また、今回の舞台の季節は冬です。
俳句の方で鶯は、春の季語なのですが、これが年を取る『老鶯』となると季語は夏に変わるそうで。そんな巡りのような意味合いも含まれていて。
チラシに描かれたキャッチコピー「いつの日か、高らかに老いを鳴く」
若きから老いに変化していくような『橘に鶯』私はいいタイトルだなと。
本日二日目
「らこ」さんこと、大沼百合子(おおぬまゆりこ)さんと、小林さん。
生き方は舞台上に現れる。だから、どれだけ歳をいただいても、軽やかに舞台で生きたいなと思います。
昨日、炒飯を食べてる小林さんが幸せそうで良かったデス。
さて。本日もどうぞ。ご贔屓に。
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前田隆成
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