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南極ゴジラがやってきた!
こんにちは。1月の3週目をいかがお過ごしでしょうか。
今週末、面白そうな劇団が関西から王子小劇場にやってくる。
今、私が一押しの劇団。名前は『南極ゴジラ』である。
この未知の生態に迫っていこうと調査を開始する。
まずがときめいたのは、南極ゴジラのWEBサイトである。
まずは、見てほしい。
このポップさとサブカルチャーのイイトコ取り。
ロゴも写真もイラストもみんな好き。私はロボがすきなので、この段ボール巨神兵はグッとくるポイントが高い。この生態についても今後調査が必要だ。そして、今回のフライヤーを見てもらいたい。
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このチラシの頬を赤らめた人間と、ゴリラと犬とヘラジカまでいる動物の並び。気になるじゃないか…。こんなチラシが他の公演で挟み込まれていたら手にとっちゃう。あ、あとタイトルも好きだ。小さくかかれた英語表記 Mt.HONEHONE くぁあ。かわいいな。
そしてどこか懐かしい感じがする。G2プロデュースの舞台「とまれない12人」のチラシを思い出したぞ。個人の感想である(興味があれば検索を)
作品内容(Story)も調査したい。
もうね。物語の主題をまず一行にビシっと纏めているのに、くすぐりがある。SF物が好きな私はこれを見てわくわくが止まらない。化石発掘というロマン。楽器隊がいることも見落としてはならない。生演奏に外れなし。私はそう睨んでいる。
そして、調査(Twitter)の情報によると、劇団員みんなで化石堀りに実際にいったそうだ。なんだその仲良の良さは!羨ましいではないか!
フィールドワークとフットワークの軽さも素晴らしい。
お客様に多くのコンテンツを展開をしてワクワクを加速させている。このバイタリティと広報デザイン力。この組織に黒幕がいるのではないか。。
それほどまでに大きなムーブメントを巻き起こしている!と思っている。
と、ここまで熱く語ってきたが、いやいや。膨らましすぎじゃないのか。
そんなに設定モリモリでどうやって劇場空間をって思った私を叱りたい。
見てほしい。最新のデータである(劇団ツイート参照)
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わくわくするじゃない!!
王子小劇場に頻繁に出入りしている身として。こんな使い方はまだ見たことがないわ。これはまだまだ仕込みの経過途中なの。ここに光も音も交わって、俳物語がどんどん立ち上がっていく。書いてる通りサーカスをイメージさせる舞台美術。素敵じゃない。さらにはこんな映像まで入手したわ。
【仕込み2日目🏕🎪】
— 南極ゴジラ (@Gekitin555) January 13, 2022
\劇場に入るとこんな感じ❕❕/
サーカスのようなガーランドが劇場いっぱいに広がり、そこに綺麗なライトが吊り下がっています💡
巨大なテントへ迷い込んだかのような異郷感!ぜひ『ホネホネ山 山頂』へお越しください⛰
予約▼🦴🦴🦴https://t.co/sCq1xLEfqE pic.twitter.com/aoVQCrOAph
はいはいはい。なるほどね。ここを登れば【ホネホネ山 山頂】にたどり着くぞと。このお客さんを誘導しがてらわくわくする仕掛け。大好きだ。
ここはもう劇場じゃないぞという仕掛け。大好きだ。
さらにはその情報をもう公開しちゃう太っ腹さ。嬉しいじゃない。
いっぱい見習うところがありますよ。目から鱗ばかりの調査であった。
大満足である。これは、この山に登らなければならない。
こんなにボリュームたっぷりの南極ゴジラの「ホネホネ山の大動物」の公演は東京では1月15日と16日の2日だけ存在が確認できる。この期を逃すとつぎはいつ東京へ上陸するかわからないではないか。定期的に発見したいではないか。南極ゴジラ!みんなで応援しよう南極ゴジラ!ほら、なんとなく口にしたくなってきただろ。南極ゴジラ。
調査員の諸君!
ぜひ王子小劇場という場所に来てほしい。
面白い発見がここにはある!そう確信しているのである。
こちらのフォームよりチケットを手にしてくれたまへ。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfsiJ_zpiM9lLOEVBm4WIByaHeTCckN8hftflbjfXaUsgjqQA/viewform
最後に、何故、私がここまで押すのかを添えておきます。
実は、この南極ゴジラの皆さんは1996年世代ということで、私と同じ年代で、さらには大阪出身ということでして。
私が主宰する【ハコボレ】も大阪、東京のツアーで初めて「王子小劇場」に上陸したことがあるという過去を持つのです。
同郷のであり、親近感があり、なんなら関わっているスタッフさんは知り合いだったり、ハコボレも手伝ってくれていたりで。どうしても見逃せないのです。そして団体でわー--っと劇場にやってくる人を見て。懐かしさや、輝きをみて。「頑張れ!」と思うのです。楽しそうな人を見てると、いつかこの座組に入ってみたいと思うのです。
まだまだ。作品自体の内容はわかりませんが、
劇場空間全体に随所に見える「こだわり」
それだけで私はこの作品が面白いことを確信しております。
私もホネホネ山に登ってみようと思います。
それでは劇場で会いましょう。
前田隆成