10月24日 当日券についてのアレコレ
たぶん駄文
昨日、新宿で舞台の当日券を買った。人気の舞台でチケット前売りは完売。。開場時間に並んで、結果「見切れ席」になったが、めちゃめちゃお得に観れたし、舞台も楽しかったのでホカホカとした気持ちで劇場を後にする。
観劇後のこと一件のメールが入る。『お久しぶり。特に用事はないけれど、近々お食事どうですか?』高校の友人からありがたい連絡が入った。
友人が少ない私にはありがたい。が、困った。
「近々ご飯でも」の「近々」が苦手なのだ。
お相手さんの近々と私の近々はどのくらい遠い?
一ヶ月以内なのか、来週くらいか、はたまた三日以内?
仮に予定を組んでしまうと、当日の朝に『山登ろう』なんて衝動がおきたら大変だ。お食事中のオムライスは山に見えるだろう。心ここにあらず頭で登山をしてるかもしれぬ。
と、新宿シアタートップスの前で腕組みをして考える。どうして人は考える時に眉間にシワを寄せ腕を組み「ふーむ」と息を漏らすのだ。
呼吸を止めて1秒アナタ真剣な顔をして
「今新宿おるけどどう?」
返信。
本日は当日券にまつわるお話で。
当日券ってありがてぇ
冒頭に戻る。
わたしは当日券で舞台を観ることが多々ある。
※チケットには前売りと当日券がある。
(他にもたぶんもっとある)
前売りのほうが、だいたい500円くらい安い。
今日はここにメスを入れる。
大袈裟に言っちゃった。。。
ウソメス。ごめんなさい。
〜当日券と僕のであい〜
高校生の頃、たまたま劇場の前を通りかかり、面白そうな看板を観た。舞台『絶体絶命都市』おぉ。知ってるゲームの舞台版だ!実況動画見てた!
CDのジャケ買いのような気持ちで2000円を握りしめ劇場の地下へ入る。「当日券は2500円です。お席は前売りの人から案内するのでお待ちください」
※2013年の舞台って安いね。
初めての違和感はここで打たれた!
開場時間におそらく一番に並んで。外で待つこと20分。何も知らない私は街なかで出会った運命に水を挿された気持ちになるのであった。
その団体を全く知らなくて、たまたま面白そうだと思って入ったのに!500円高くなって順番も最後に回されるってなんだよ!
と…若き私は消費者意識が高うございました。
舞台そのものは、舞台美術がキレイで、知ってるキャラクターがいっぱい出てきて楽しかったのを覚えてます。
演劇を作る側になって今なら少しわかるのです。
制作側が事前にチケットを準備することで、座席の人数を把握すること大切です。
でも改めて。業界の各位に教えもらいたい。
なんで当日券ってちょっと高くなるの?
これ昔からそうなの?だったらいつから?
議論もバトルしたい訳でもないので、こっそり教えてください。コメントでも。。。
昨日、考えてみたんです。
そして考え方を変えてみたんです
本来のチケット料金は『当日券』側じゃないのか。
え。ナニソレ、ドユコト?
待ってください。ここまで読んでくれたんだ。
説明します。
だったとしましょう。本来、この、下側の3500円が舞台の正規の値段であると幸せになへるこでは。
と辿りついたのです。
まだわかりずらいですよね。。わかります。
つまり、前売りと当日券のそれぞれスタンスなんスよ。それぞれ人にして台詞にしてみましょ。
前売りはん
前『事前に予約してくれてお手数かけたなぁ。ほな500円割引きするね』
こちらは、おーラッキーってなるよね?
当日券はん
当『なんや予約もせずに来よってからに。ほな500円の値上げしまっせ』
おわかりいただけただろうか?
ね、なんか冷たい感じするじゃない。
だから、考え方!
そもそもこの舞台は3500円する!そういう考えってアリじゃないです?
ここまで読んで、たかが500円で何をごちゃごちゃと。はい。そうですな今も500する珈琲をすすりながらバカバカしくなってきました。
しかし御仁、塵も積もれば何とやらですぜ。
そして話は一番、最初にもどるのです。
はなから予定を立てるのが苦手で、当日券狙いの人間もいます。
その日、その街をたまたま歩いて面白そうと思った舞台と運命の出会いをしたい。ドラマチックな観劇体験をしたいと思うのです。
予定を立てて、指折り数えて観に行く舞台も素敵ですが、そんな運命的な観劇体験もきっと価値あります!どちらも価値アリ。
だからこそ!
この考えがあれば2013年の僕は平常心で観れたかもしれないのです。ね、そうしたらちょっと損したなぁと思いながら劇場に入らずにすんだかもしれないのです。もし、タイムマシーンがあるならば、この『当日券こそがホントの舞台の値段説』を2013年の前田青年に教えたい。
また、大袈裟いいました。
タイムマシーンはもっと有効に使いましょう。
以上です。ご愛読ありがてぇ。
当日券について詳しい人いたら教えてください。
そしてシームレスな宣伝へ
はい!
こちらご覧ください。
露と枕(つゆとまくら)という劇団の『橘に鶯』(たちばなにうぐいす)という作品に出演します。
今日も稽古に励みます。
あれだけ当日券、当日券と言ってはいますが、
ご予約をいただけたら嬉しいものです!
ね!指折り数えて舞台を待つのも素敵です!
東京は北区王子小劇場にて
11月13日〜17日に舞台に立ちます。
お忙しい方は当日券も狙ってみてください。
今後も街をふらっと歩いて、御縁ありますと。
今日はここまで!いってきます!
公演詳細
昨日、チラシは送らせてもらいましたが!良ければこちらご確認くださいませ(お願いします)
ーーー以下ご案内ーーー
公演詳細露と枕 Vol.9『橘に鶯』
■2024.11/13wed.-17sun.
■王子小劇場
■日程
11/13(水)19:00
11/14(木) 14:00/19:00
11/15(金) 14:00/19:00
11/16(土) 14:00★/19:00
11/17(日) 12:30/17:00
★…託児サービス有受付
開場:開演30分前
上演時間:110-120分予定
■作・演出井上瑠菜
■出演
小林桃香(露と枕)
村上愛梨(露と枕)
前田隆成(ハコボレ)
成瀬志帆
喜田裕也(はちどり空港)
山口快士
曽根大雅(東のボルゾイ)
島田雅之(かはづ書屋/studio4093)大塚由祈子(アマヤドリ)
大沼百合子(J.CLIP)
■Ticket
予約:3,800円
当日券:4,000円
団体応援チケット(特典付):6,000円
学割(要予約・身分証):3,000円
高校生以下(要予約・身分証):1,000円
ご予約▷
ご愛読感謝します。
どうぞご贔屓に!
前田隆成
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