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地面が大丈夫になりたい
今日、改めて「なんで自分の毎日はこんなに不自由だらけなのか」を考えていた。
そしたら、やっぱり一番のネックは地面が怖いことだと思った。
私は感染恐怖(不潔恐怖)があるため、目に見えない汚れがとことん気になってしまい、とても落ち着いて外出はできない。
菌やウイルスが怖くて、汚れが伝染していくイメージが頭から浮かんで離れず、とにかく地面を恐れながら行動している。
間接的でもダメで、靴底はもちろんNGだし、地面に落ちたものを拾ったら手を洗うまでは次の行動がとれない。洋服の裾にも神経を使う。
そして、失礼だと自覚しつつも、人の手も信用することができなくて、うかつに接触することができない。
ミクロ単位の汚れを意識してしまったため、こんな有様に…。
この地面への恐怖心の刷り込みが、生活の中でいちばんの引っ掛かりなのだ。
仕事してても、出かけてても、ずーーーっと不安でいっぱい。
思えば、確認強迫だけだった頃はここまで大変じゃなかった。
(私の強迫性障害は確認強迫から)
その頃は戸締りチェックリストを作ったり、そのチェックリストの丸印の数を確認して家から出られなくなるという、地獄の毎日。
けど、ひとたび外に出てしまえば(家から離れてしまえば)しだいに不安は薄れて外出を心から楽しめていた。確認が終わればこっちのもん。
旅行先では、それはもう解放感いっぱいで元気に過ごした思い出がある。
荷物は平気で地面に置いてたし、たぶん階段に座ることだってできていたと思う。
別人か…?
今は、外に出ようとしたとき、確認よりも地面への恐怖心の方が勝っている。
いや…でも、どうだろう。
感染恐怖が出現してからは確認恐怖が前よりマシになったので、もしかしたら地面が大丈夫になったら確認恐怖が強化されてしまうのだろうか。
…それでも、あの頃の方が心が自由な時間が長かった。それは確かだ。
感染恐怖がなくならなくても、せめて地面が怖くない状態になりたい。
地面さえクリアできれば、きっと自然と、見えない汚れや人の手にも寛容になれる気がするから。
そうすれば、もっと楽に生活ができるはずだから…。
ずっと「地面なんて触れる気がしない」と思っていたけど
「これさえなければ」と思うってことは、ちょっと余裕が出てきてるのかな?と感じたので、自分への意識付けとして書いておくことにした。