10年専業主婦の40代未経験ママが、SNSディレクターになる話
はじめまして!
この7月から在宅で仕事を始めた「はこべら」と申します。
タイトルからネタバレしていますが、この記事では、10年以上専業主婦として過ごしていた私が、40歳を迎えたのを機に、生き方を変えるために挑戦した一連のストーリーをお届けします。
ご興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
こんな方に読んでほしい
・専業主婦で子育てが落ち着き、働きたい方
・大人になって学び直しを考えている方
・結婚や出産を考え、反面教師を探している方
40歳、いつかやろうはバカやろう
まずは私の簡単な経歴をご紹介します。
もとは広告営業をしていた私。
いつかは制作側になりたいと、妊娠中にWEBスクール(1回目)に通い勉強し、出産後復職。
保活に失敗し、子供は託児所で1年待機しました。
託児所では病気のオンパレードが続く「保育園の洗礼」を経験。
独りでの家事・育児・仕事にだんだんと限界を感じ、常に眠たくて、働くことに対する心の糸がぷつっと切れてしまい、退職しました。
ずっと「いつかはまた仕事を…。」と思っていましたが、時が経つのはあっという間。
2人目の妊娠・出産を経て、気づけば10年間専業主婦として過ごしました。
やり直すなら生きているうちに
子供が小学校に入ったら、コロナが落ち着いたら、受験が終わったら…。
自分に言い訳しながら過ごしていたある日、母が癌と診断され、しばらくして父も末期の癌とわかりました。
この時やっと、「いつか」なんて無いんだと、VRの世界から現実に戻ったみたいに、目が醒めていく心地がしました。
そうだ!WEBスクールに行こう(2回目)
再スタートを切るため好みの求人を見ると、ポートフォリオが必要なことを知りました。
そして再び、WEBデザインスクールに通うことに。
はじめはZoomの使い方もままならず、イラレやPhotoshopの使い方も忘れている始末。
ゼロからの学び直しでした。
仲間と一緒に成長
数ある講座から選んだのは「主婦ママクラス」。
理由は同じような境遇の仲間と交流しながら学べるからです。
同じ時期に、同じ課題に取り組むことで、モチベーションを維持し、励まし合いながら成長していきました。
卒業制作の際には、毎日パソコンに向かいっぱなしで、時には1日16時間作業することも。
それでも、クライアントさんとの約束を守り、満足してもらえたことは、大きな自信に繋がりました。
サポートスタッフをしながら、就活スタート
卒業後はスクールのサポートスタッフをしつつ、WordPressを学び、ポートフォリオを制作。
サポートスタッフは卒業生として受講生をサポートする役割です。
受講生は20代から50代まで年齢も経歴も様々。
家の中にいて専業主婦をしていては会えない人とたくさん出会い、話すことができました。
学びも刺激もたくさんあり、貴重な時間でした。
20社応募してダメならフリーランスを目指す
スペック的に苦戦するのは目に見えていました。
心の予防線として20社受けて、それで無理ならフリーランスを考えることにし行動を開始。
結果は、パート、派遣、業務委託を合わせて約45社ほど応募。惨敗でした。
出来ることをかけ合わせる
当たっては砕けていましたが、ご縁があってInstagram運用代行の仕事を得ました。
実績はなかったものの、
・学んだ『画像作成』
・経験のある『ライティング』
・独学で取得した『ウェブ解析士』
をアピール。
出来ることをかけ合わせたところ採用していただき、SNSディレクターの仕事にも繋げることが出来ました。
40代未経験の就活を終えて
面接の度に落ち込み、「おばさんが何を言っているんだ」と思われただろうなと被害妄想したり。同期の成功を羨ましく思ったり。
何度タイムリープできたらと思ったことか。
そんな時は、フリーランスの先輩である先生方の
・今持ってるものを磨くこと
・とにかく行動すること
というアドバイスを胸に動きました。
就職活動をする中で、WEB業界にはたくさんの職種があることを知りました。
行動していると自分のやりたいこともクリアになり、これからの道が見えてきました。
今後もフリーランスとしてのチャンスも追いながら、自分に合った働き方を模索していくつもりです。
今とこれからのこと
現在はSNSの仕事をしながら、WEB制作にも取り組み、スクールのフリーランスプロジェクトの第1期生としても活動しています。
就職活動ではたくさん振られた私ですが、制作の機会をくださる方、フリーランスとして実践で学ぶチャンスを与えてくださる方々がいました。
新しい環境、新しい出会いの中には、ワクワクも刺激もたくさんあります。
楽しい気持ちを糧に、これからもコツコツやっていきたいと思います。
関わってくださった方々に感謝を込めて。
私のストーリーが少しでも誰かの参考になったり、共感していただけたら嬉しいです。
良い一日を!
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