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私のプレイリスト2024夏
夏も終わりを迎えようとしています。
前回の2024春からのこの期間は、本を読んだりPodcastを聴いたりする時間も増えて、前ほど音楽にどっぷり浸かっていなかった印象ですが、それでもよく聴いたなと思う5曲を挙げていきます。
1.Eddie Red Hot Chili Peppers
5月の東京来日公演以来、とにかくレッチリを聴きまくっていた私。(本当に行きたかった……行けなかったことをまだ悔やんでいたりします)
音楽オタクの人から、やいやい言われるかもしれないけど、私は本当にジョンが好き。彼がレッチリのギターとしてそこにいてくれるだけで、手を合わせたくなるくらいです。
Eddieは最近のレッチリの推し曲らしく、どの公演でもやっているとか。パリオリンピックの閉会式でもやっていましたね。レッチリが出てきて本当に嬉しかったなぁ!
この曲、最初は聴き流していたのですが、聴けば聴くほど味わい深く、いつの間にかヘビロテしていました。
フリーのベースがすごくいい。このベースライン忙しく動いているけど、全体的にメロディーと並行してなめらかに流れていくところが、職人フリーって感じがして、とてつもなくカッコいいです。
そして、最初こそ大人しいジョンのギターも、後半に行くにつれ、君はエモの塊か、もしくはエモから生まれたのかと突っ込みたくなるほど泣いています。泣きのギターって呼ばれるものは、本来あんまり好きじゃないけど、やっぱりジョンのこういう枯れた感じの泣きのギターは大好きです。
2.プラネットマジック N'夙川BOYS
チバユウスケが笑顔でDJをしている映像と共に知ったのが、N'夙川BOYS。まだ新しいことを教えてくれるチバさんは本当にすごいなと思いつつ、この曲、一聴で好きになりました。
スーパーカーとかナンバガとか90年代のロックの匂いがするなと思っていたら、プロデューサーが佐久間正英さんというので納得。私が音楽を好きになっていった入口で、GLAYとかジュディマリとかをプロデュースされていた方です。
この曲、もうなんか説明できないカッコ良さ。サイケデリックなポップロックとでもいうのかな。少しの狂気と愛嬌が入り混じって最高です。
今は無期限活動休止とのこと。どうして良いバンドって、命短しなんだろう。活動再開したらとても楽しみなバンドだなと思います。
3.夏の夜の街 きのこ帝国
ぱっぱらぱらぱら、ぱっぱらぱらぱらと口ずさみたくなる鍵盤ハーモニカみたいな音色。同じリフをギターが繰り返して、少し気怠い声色の歌声へと繋がる。この感じが私のイメージする夏といつもぴったりマッチしていて、暑くなってくると、聴きたくなる一曲です。
夏の夜の街を歩いて、昔のことを懐かしく思っている。これと同じ体験をいつかの自分もしていたなと思う。歌詞に出てくる、安っちいイヤホンっていう表現が、それだけで若い時の彷徨うような夜を表しているようで、とても好きです。
残念ながら公式のyoutubeが無かったので、気になる人はぜひ検索してみてください。
4. 爪痕 The Birthday
この曲を初めて聴いた時は、チバさんがこんな曲を書くようになったんだと、とても驚いたのを覚えています。
なんかもう王道のラブソングともいえるのですが、本当に良い曲で、これも毎夏、必ず聴いている一曲です。
特にハルキのベースがカッコいい。最後の大サビに繋がるところのベースを聴くといつも泣きたくなってしまいます。
忘れてしまいたいけど、爪痕だけが残っている。
夏の恋をチバさんらしい言葉で表現していて、色っぽくてとても素敵です。
この曲が入っているアルバム「I’M JUST A DOG」はギターがフジイさんに変わったこともあって、バンドの色が大きく変わった時期で、ここからまだまだたくさんの名曲を生み出していくことになるバースデイの分岐点ともいえるアルバム。個人的にも大好きな一枚です。
5.微熱 UA
UAは世代のミュージシャンなので、それなりにずっと聴いてきたのですが、久しぶりに刺さった一曲でした。
この曲は二年前にリリースされたものなので、新しくはないのですが、それでも普遍的なメロディーポップが夏にぴったりで、それからヘビロテの一曲になっています。
UAの声ってまさにギフト。この声を持って生まれて歌わない人生はない。
リリース自体あまり頻繁では無くなってしまったものの、まだまだ素敵な楽曲を届けてくれる人だなと思います。
個人的にも死ぬほど聴いたアルバム98年の「アメトラ」の頃を彷彿とさせながら、ちゃんと時代にマッチした素敵なラブソングです。
相変わらず、新しくもないプレイリストですが、共感していただける方がいたら幸いです。そして、この何でもない記事が、誰かの新たな音楽との出会いになることを祈って。
次は、秋にお会いしましょう!