#006 処理爆速のエクセル互換アプリ
本日は表計算、主にデータを扱う場合のおすすめです。
多くの方は業務でExcelを使用されていると思いますが、csvやtsvの取り扱いや、文字コードの関係で苦慮されている方も多いと思います。
特に、5万行や10万行もあるデータの場合はExcelだとデータが重くてコピペすらままならない…そんな時に便利なのが無料のオフィススイートのLibreOfficeです。
https://ja.libreoffice.org/
LibreOfficeの特徴
オープンソースソフトウェア:
完全無料で使用でき、商用利用も可能。
ソースコードが公開されており、誰でも修正やカスタマイズが可能。
多言語対応:
世界中の多数の言語に対応しており、日本語も完全にサポート。
クロスプラットフォーム対応:
Windows、macOS、Linuxで動作。
同じファイルを異なるOS間で共有して使用可能。
互換性のあるファイル形式:
Microsoft Officeのファイル形式(.docx, .xlsx, .pptxなど)との互換性あり。
OpenDocument形式(.odt, .ods, .odpなど)を標準として使用。
豊富なアプリケーション:
Writer(文書作成)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)、Draw(ベクターグラフィック)、Base(データベース)、Math(数式エディタ)といった各種ツールが含まれる。
カスタマイズ可能なUI:
ユーザーインターフェースはカスタマイズ可能で、クラシックメニュー、タブ付きインターフェースなど、複数のレイアウトオプションを提供。
拡張機能とテンプレート:
拡張機能(Extensions)を追加して機能を拡張可能。
多数の無料テンプレートが利用可能。
高度なPDF編集機能:
PDFの直接編集が可能で、PDFをオープンドキュメント形式に変換して編集。
高い印刷とエクスポート機能:
PDF、EPUBなどの多様な形式でエクスポート可能。
高品質な印刷機能を備える。
自動アップデートとセキュリティ:
定期的なアップデートで最新機能やセキュリティの改善が提供される。
コミュニティサポート:
世界中の活発なコミュニティによるサポートがあり、フォーラムやQ&Aサイトでの問題解決が可能。
スクリプトとマクロのサポート:
LibreOffice Basic、Python、JavaScriptなどのスクリプト言語を使用して、マクロや自動化を実装可能。
データプライバシーの重視:
データの収集やユーザートラッキングを行わないため、プライバシーが保護される。
オフラインでの使用が可能:
インターネット接続なしで完全に動作するため、オフライン環境でも安心して使用可能。
これらの特徴により、LibreOfficeは多様なニーズに応える強力なオフィススイートとなっています。
使用感
何よりも行数の多いデータでもサクサク動く
Excelの互換性が高く、過去のデータも活かせる
ほんと無料なのが凄い
csvの扱いがホントに便利過ぎて
※ちなみに筆者は、スプレッドシートのアプリのみ使用していますので、LibreOffice内の他のアプリの件は分かりません。
今日のポイント
本日はアプリケーションのご紹介ですが、サクサク動き業務が滞らないと言うのは非常に重要です。対応する文字コードとテキスト形式の豊富さも業務の時間と精度を上げてくれます。
無料で、使い方もExcelで、web上にはTipsも沢山公開されていますので、超オススメです。
公式サイト https://ja.libreoffice.org/