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分かりやすい文章を書く4つのトレーニング

引き続き、この本を深堀り中。

今日は、分かりやすい文章を書くためのトレーニング法を4つピックアップしました。

自分のモノサシを決める

モノサシ

何気なく決めていることでも、モノサシ(判断基準)はそこにある。例えば「今日のランチ」。価格、場所、混み具合、美味しさ、ジャンル、メニュー、気分など。そのモノサシを言葉にしてみる。価格であれば、高い、安い。場所であれば、近い、遠い。実はモノサシがあると結論を導き出せる。さらに、モノサシを言語化できると結論を説明できるようになる。何気なく決めていることを言語化してみよう。

とにかく具体的に書く

具体的な数字

「数字」と「固有名詞」を使うと具体性が増す。「少し」「多め」「早め」など曖昧な言葉は要注意。相手に何も伝わらない。むしろ疑問が浮かびストレスを与えてしまう。1日に1度は耳にする仕事でのやり取り、「アクセス多かったです」。「どのページ」が「いつに比べて」「何アクセス多かった」のかを伝えないと分からない。具体的な文章が書ける人は、周囲に負担をかけない人であり、なおかつ、自分が望む結果を得られる人になれる。

噛み砕く

噛み砕く

それ自体を指す言葉を使わずに噛み砕いて説明するトレーニング。例えばパソコンを噛み砕いて説明すると、「文字入力と計算によって、写真、画像、音楽、動画を出力する機械」的な感じ。ポイントは視覚的な表現を加えること。そして、時系列を入れること。辞書通りの言葉ではなく、自分の言葉で表現することで、噛み砕かれ、分かりやすく説明する力が身についてくる。


事柄やメッセージを的確に伝える

メッセージ

暑いと書いても、どれくらい暑いのか、何と比べて暑いのかわからない。そこでポイントとなるのが「比較」と「範囲」。比べる対象を置くことで、評価できるようになる。範囲を決めることで、位置がわかるようになる。例えば、例年の平均気温は18度。それに比べ今日は、23度を記録。これだけで暑さを感じる。「例年の平均気温」という範囲を決めた上で、今日の気温と比較する。これをすることで、事柄やメッセージを的確に伝えられるようになる。

まとめ

文章って楽しい。文章の書き方を知り、練習を重ねれば、だれでも上達するスキルだということを、身を持って体感した。今回の4つのトレーニングも重ねていこう。

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