見出し画像

【週刊新川】新川モールで楽しく国際交流! 「みる みる めぐる 写真展」を開催します

みなさんこんにちは。新川モール学生チームの前田朱里です。

今回のライター:前田朱里

私たち学生チームは、普段はこうして週刊新川の記事を執筆したり、イベントのお手伝いをするなどして新川モールや浜松のまちなかと関わっています。

まちづくりや居場所について考え、話し合っている私たちですが、ついに11月26日(土)に初めての自主企画イベントを行うことになりました!

その名も……

「みる みる めぐる 写真展(Photo exhibition)」

です!!

「みる みる めぐる写真展」って何?どんなイベント?

イベントのフライヤー

「みる みる めぐる 写真展」とは、様々な国や街の写真を見ながら、参加者同士で交流するためのイベントです。イベント名には写真を「見る」ことで世界中を「巡る」という意味が込められています。

会場はもちろん新川モールで、高架下の梁をスクリーンにして写真のスライドショーを投影します。スクリーンの他にも写真を掲載した大きな地図やアルバムも用意する予定です。写真を話のタネにお喋りしたり、ご飯を食べたり、楽しみ方はあなた次第。

イベントのイメージ

キッチンカーの出店イベント「高架下ごはん」も同時開催で、お食事メニューも国際色豊かになっております。

参加者の国籍や年齢、性別は問いません。誰でもウェルカム! 「みる みる めぐる 写真展」の目的は、世界中の写真を見て、たくさんの人と交流して、多様な文化と触れ合うことなのです。

このイベントを開催するきっかけとなったのは、学生チームメンバーのひとり・松本真吏(通称:まりさん)さんの存在でした。

新川モールのイベントをお手伝いしているまりさん

まりさんは、大学院でバングラデシュのテロリズムについて研究をしており、今年の夏も現地に赴いていました。まりさんのバングラ滞在レポは週刊新川の記事でも読むことができます。

帰国してから「バングラはこんな感じだったよ~」とニコニコしながら写真を見せてくれたまりさんですが、他メンバーは写真に写る街並みの違いにビックリ。

バングラデシュの文化と日本の文化の違いについて、すこぶる会話が盛り上がったのです。活気溢れる市場やカラフルな住宅、見慣れない食べもの……現地で撮られたありのままの風景は、知らなかったことばかりで面白い!

まりさんから話を聞けば聞くほど、遠い異国であるバングラデシュが、不思議と身近な存在に思えてくるのでした。

「こんなに素敵な写真なんだから、いつか披露する機会があったらいいよね」と何気なく話していたのが「みる みる めぐる 写真展」の発端となりました。


多文化共生都市を目指す浜松市で、私たちができること

そんなまりさんは公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)にも携わっていて、浜松の多文化共生・国際交流についても詳しいのです。

一方で、他の学生メンバーの多くは浜松に住んでいながら、外国人コミュニティについては知らないことばかり……。

浜松市に在留している外国人の総数は約26,000人(2022年7月時点)で、浜松市の総人口の3%以上を占めています。これは全国平均と比べても高い数値です。そのため浜松市は多文化共生都市として、多様性を活かしたまちづくりを行ってきました。(参考:浜松市多文化共生都市ビジョン)

しかし、まだまだ課題が多いのも現状です。外国人も日本人も同じ市民として対等な義務・権利を有しているにも関わらず、経済的に不安定な雇用の状態に置かれている外国人市民が多かったり、社会保障や教育面での制度が未整備だったり……。

地域コミュニティのなかでも、言語や生活習慣といった文化の違いによるトラブルも無くなっていません。多文化共生社会を実現するためには、対話や交流を通して、異なる文化を持つ市民間での理解を深めることが必要なのです。

なるほど………………

スクリーンを見ながら話し合う学生メンバー

まりさんが撮ったバングラデシュの写真を見て会話で盛り上がったことは、私たちにとって多文化共生の第一歩だったように思います。

街並みや食べ物、人々の様子を目で見て「これは何だろう?」と考えを巡らせると、なんだかドキドキ。疑問を分かち合って、みんなで話し合えば、なんだかワクワク。様々な文化があって、多様な人が生きているということは、なんだかウレシイ。

そんな私たちの体験をもとに「みる みる めぐる 写真展」を企画が始まりました。

浜松駅とまちなかをつなぐ通路でもある新川モールには、日々様々な人がやってきます。国籍も年齢もバラバラの人達が、ただ歩いたり休憩したり、自由に過ごしています。

つまり新川モールは、バラバラの文化を持つ人達が、毎日あたりまえに存在し、交差している場所です。

写真を映せる大きなスクリーンもあるし、音楽も流せる。海外の料理を出してくれるキッチンカーだってやってくる。野外なんだから超オープン。

新川モールってもしかして、楽しく異文化を知るのにぴったりな場所なんじゃない!?

定例ミーティングにて

浜松市民として、大学生として、新川モールに携わるメンバーとして、私たちにできることは一体なんだろう? そんな問いを持ちながら、街づくりや居場所・コミュニティについて学生メンバーで話し合った結果のひとつが「みる みる めぐる 写真展」だったのです。

やるぞ! 国際交流!

たくさんのご参加をお待ちしております!

さて、そんな思いが込められた「みる みる めぐる写真展」ですが、開催は11月26日(土)とすぐそこに迫っております。事前申し込みなどは必要ありませんので、どなたでもお気軽に来てください。

楽しいこと間違いなし! 様々な地域の写真を見ながら「これは何だろう?」と語り合ってみませんか?

【イベント概要】
「みる みる めぐる 写真展」
日時:2022年11月26日 17時より
会場:新川モール
主催:株式会社HACK
協力:公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)Korekara buddy
お問い合わせ:hack.with.students@gmail.com

たくさんのご参加お待ちしております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?