Vuze XR による、VR180ワークフローメモ
Vuze XR によるVR180ワークフローについて、備忘録、URLのメモとして残しておきます。
(前提)
全天周動画はinsta360 OneXを中心に今まで色々やっててそれなりにノウハウあると思ったけど、VR 180は全然違っていた。VR180を機載カメラにするかもだけど、現在のところ、あんまり向いている気がしない。けど、動物動画はこれで撮るつもりなので、2021年8月21日に調べてツイートしたときのメモです。
2021年 8月21日
全天周カメラはスノボだったりサーフィンだったり私の機体だったり、移動体に乗せるのが向く。でもVR 180は立体視するので、パンにしろ前後方向の移動にしろ、カメラが移動するのがとてもストレスで、基本はカメラ固定鉄則。その中で何かが動いているのが向くのだった。(安田理央さんにVRAV撮影術について聞いたり調べたりしたけど、やはりそれ鉄則らしい)
あと、ワークフロー問題結構ある。撮って終わりではない。
1 カメラ撮影(近すぎると立体視できない。スイートスポットは1m〜3mあたり)
2 VuzeXR Studioでレンダリング
3 Google提供のアプリVR 180 Creators(もしくはAdobe Premiere Pro)でVR180メタデータ付与
4 YouTubeにVR180動画 としてアップロード。
がミニマムなワークフローなんだけど、2と3にでかい罠があった。
レンダリングアプリ VuzeXR Studio ダウンロードサイト
上記WebページにMac版とWindows版(無料)があるんだけどMac版は最近のM1Macだと動かないと思います。OpenGL、OpenCLが必要なんだけど最近のMacは入っていないから。(追記 IntelMacでも、OS11.6.2 Big Surでは動きませんでした)
最初理由がわかんなくて右往左往したけど、最近のMacOSだとターミナル使ってOpenGL導入しないと実質動かないようです。あきらめて、Win機にWindows版VuzeXR Studio入れてレンダリングした。なおWin版VuzeXR Studioはサクッと動きました。
今度はGoogle提供のVR 180メタタグつけるツール「VR180 Creators」をDLしようとしたらどこにもダウンロードサイトが見つからない(Google内のリンクからも)。…Googleの悪癖の「いつの間にかこそっとサービス終了」です…しょうがないから別の手段探す。(実はまだDLサイトはあるようです。後述)
ググった結果、Adobe Premiere Pro(プロ向け動画編集アプリ)で書き出せばメタタグ付与できるらしい。一応持ってるから良いものの…この時点で先程レンダリングしたデータをMacに移動。でもこれ気軽な気持ちで(Macだけで)始めたら詰む…と思ったのでメモ残します。なお僕も初めてVR180やるんで、なんか間違ったこと書いてたら教えてください。
<参考>
Vuze XRや動画編集については、ここのサイトが詳しかったです。
プレミアでのVR180編集とテロップなどの付け方。
Vuze XR : VR180動画をPremiereで編集する方法
https://torikasyu.com/?p=1278
※自分はサイドバイサイドのほうが扱いやすいと感じてるので、レイアウトは「立体視-左/右」でやっています。3Dテレビで扱う場合もそっちが向いてる気はする。
なお、出来上がったVR 180動画、Quest2にコピーしてVR動画再生アプリのSky Boxで見たのですがなかなか良かったです。自分で撮影〜Quest2で人に見せる(ツヨツヨWin機所有)とかだったら多分問題ないけど、MacのみでYoutubeにVR 180 UPするぞ!みたいな人は要注意。(終了)
VR180 CreatorsのDL直リンクはまだ残っている、というありがたい情報を得たので、ここにもメモしておきます。早速DLした。