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僕は階段から落ちたついでに大学にも落ちた
ハチロウです。
「あんたには、あんなにお金かけて塾行かせたげたのに~。結局、滑り止めしか受かれへんかったやんか~」
「そら、しゃあないで。おかんのDNAでできてんねんもん。志望校落ちたんも、おかんのDNAのせいや」
「せやな」。
僕はもう41歳ですから、いったい何度、おかんとこのやり取りをしたのか、数え切れません。
いつのころからか定着した、僕とおかんの「ノリ」ってやつです。
そんなノリを20年近く繰り返してきた僕にも、先日、とうとう子供が生まれました。
コロナ禍の中での出産、育児。もう不安でいっぱいです。
本来なら産婦人科で受けられるはずの新米ママ、パパ教室も、すべて動画だけ。特に沐浴とか落っことしちゃわないかと、すっごく不安でした。
産婦人科提供の動画もYouTubeも、何度も繰り返し見たけれど、やっぱり生で教えてもらえないと不安です。そこで僕は、姉に電話で相談しました。
「あんた。そんなに心配せんで大丈夫やで。落としたらどうしようって、最初は不安になるもんやねん。どんだけ教えてもらっても、不安になるもんやで。
まあ、コロナ禍やからよけいに不安っていうのもあるやろうけど。
でも、子供って思ってるより頑丈やから。私も1回落としたけど、全然大丈夫やったで。不安なのはわかるけど、神経質になったら親のほうが精神的にまいってしまうねん。
もっと気楽に育てるのが大事やで」。
姉はそんな言葉をかけて、僕を安心させてくれました。それに姉の子供(僕の姪っ子)は、すごく成績優秀ですから、それなら一安心かと思いました。
そして、姉が僕を安心させてくれたと、おかんに報告しました。
「お姉ちゃんに相談してよかったわ~。ちょっと安心したわ」。
すると、おかんはいいました。
「あんた、心配性やな~。
そんなもん、1回や2回落としたって、どうってことあらへん。
私なんか、あんたのこと階段から落としたで。しかも頭から」。
「・・・・・・・・・。
やっぱり僕が大学落ちたんは、おかんのせいや!!!」
この話の本当度。70%
まず子供を落としてはいけません。そこだけでー29%。
あと僕が志望校に落ちたのは、バーチャファイター3にハマって予備校に行く振りしながらゲーセンに通っていたから。
両方合わせてー30%にしておきます。
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