明日 誰かに話したくなる ダチョウのチート能力。

ドリルです。

あなたは ダチョウを ご存知でしょうか？

身長2〜3メートル 体重100キログラム以上……鳥類では 世界最大のダチョウは 非常に目が良いです。
いくらくらいだと思いますか？
1.0？もっと？倍の2.0？いやいや、なんと その10倍の視力20.0以上です。

20.0…………

いるぅ？

そんな、見える 必要あるぅ？

と思ってしまいます。

視力20.0だと約50M先のアリの動きもハッキリとわかるそうです。
50M走の時 スタートからアリが気になって仕方ありません。

足も馬鹿みたいに早いので100M走だと6〜7秒程で走り切ります。しかも そのスピードを1時間キープして走り続けます。

フルマラソン(42.195km)をだいたい45分程で完走してしまうような感じでしょうか？

それにキック力も3トン！！

あの破壊王、橋本真也さんをも凌ぎます！！

リアルチョコボキックは 洒落になりません！！

バカみたいな身体能力です。

しかし、視力と身体能力にパラメーターを全振りしてしまったが故にとんでもない弊害が生じました。

そうです………

想像を絶するアホになってしまいました……。

超小顔ちゃんのくせにバカでかい眼球（両目で200g）を顔に詰め込んでしまったが為に脳みそが40gで体重の0.03%程しかなく（人間は1500g程で体重の2.5%）驚きのおバカちゃんっぷりを見せつけてくれます！

例えば 肥後さんがロケでダチョウの背中に乗るとします。
最初は 違和感を覚えて動き回るんですが しばらくすると 肥後さんが背中に乗っている事を忘れてしまうそうです。

他にも、ダチョウの上島家（5羽）と寺門家（5羽）がサバンナで偶然 遭遇して特に理由もなくケンカが起き、パニックに陥りました。
両家族のケンカが収まり、血だらけになったダチョウたちが群れに戻ると、上島家（7羽）……寺門家（3羽）、みたいに子供の数が、増えてたり あるいは 減っていたり、オマケに奥さんまで入れ替わっているわ……という事がザラにあるそうです。
そんな事態が起きていても親は全く気づきません。

アホすぎます！！

個別識別や数という概念が ないので増えてようが減っていようが気付かないのです。

そして、ケンカで怪我をしてしまったお尻等を血の匂いを嗅ぎ付けたカラス達が突っついて食べにくるんですが 自分が 啄(ついば)まれているにも関わらず平然とエサを食べ続ける………骨が見えるほどまで食べられていても気にしません。


……いや………気にしろよ………と心配になるところですが………

安心して下さい。

そんなお茶目なダチョウさんは 驚異的な回復力の持ち主で、崖から落ちて大ケガをしようが、骨が見えるほどカラスにお尻を啄まれようが1ヶ月ほどで治ってしまうので問題ありません。
免疫力が高く、傷口から感染症にかかることもほとんどない。

ダチョウは並外れた生命力、免疫力の持ち主なんです。

そんな ダチョウの生命力と免疫力に着目したのが塚本康浩さん。ダチョウ研究で有名な方です。

塚本さんは 神戸のダチョウ牧場を運営していた方と出会い、ダチョウを動物行動学的な研究の対象にして、ひたすらボーっと5年近く観察し続けました。
その結果、塚本さんが、

「ワケのわからない行動をしていることしかわからへんかった。」

と話し、ダチョウのアホっぷりが判明。……と同時に、ダチョウの生命力にも興味が湧いたといいます。

そして、研究の結果 ダチョウは スッゴイ速さで抗体を作り 卵からスッゴイいっぱい抗体を採取できる事を発見し、ガンや美容、インフルエンザや新型コロナウィルスにも対抗できる抗体を作り出し700億円もの経済効果を得ました。

馬鹿に付ける薬はない。

…などと言いますが、お茶目なアホっぷりを見せつけてくれるダチョウさんには 付ける薬など必要なく素晴らしい能力で僕達に役立つ薬を作り出してくれているのです！

如何でしたか？

ダチョウのチート能力………

是非 明日、家族やご友人、愛人にもダチョウの素晴らしい能力を伝えてみて下さい。

この話の 本当度80％

僕の記憶の曖昧な所もあるので細かい数字などは 間違っているかも知れないのでー20%です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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