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【コトダマ025】「ケアマネジャーは、いわば・・・」

ケアマネジャーは、いわば「真珠のネックレスの紐」のような存在です。要は専門職という真珠に輝いてもらえばいいんです。

「誌上ケース検討会(第6回)」より

https://www.caresapo.jp/wp-content/uploads/2022/07/20220802kentoukai.pdf

ネット上で見つけた言葉です。引用元の「誌上ケース検討会」は雑誌「ケアマネージャー」で20年ほど前に連載されていた企画のようですが、今読んでも参考になる点が多いのでおススメです。

さて、上のフレーズは、ケアマネに限らず「相談員」と呼ばれる立場の方には「刺さる」のではないでしょうか。

特に最近は、多くの現場で「多職種連携」が求められます。いろんな職種、立場の人が一人のクライエントに関わり、それぞれに役割を担うことがほとんどです。そんな中、調整役を担うことが多いのがケアマネや相談支援専門員、あるいは病院のMSWさんです。

そんな時、「調整」といっても何をすればいいのか。どこまで前に出て、どこからは黒子に徹すればいいのか。迷ったときは、ぜひこの言葉を思い出してほしいと思います。

輝くのは、ひとつひとつの真珠=専門職。

でも、みんなをつなげる「紐」がなければ、どんな素晴らしい「真珠」もバラバラになってしまいます。私たちはそんな「紐」になれればよいのです。

わかりますよね。

あと、最近の傾向にあわせて、一言加えておきましょう。

最終的に、その「真珠のネックレス」を身に着けるのは、クライエントです。
クライエントの美しさ=生き方をもっとも引き立てるのが、ネックレス=支援チームの役割です。

当たり前のことですが、くれぐれも、お忘れなきよう。

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