最近のテレビ番組がつまらないのは…
昨今は「若者のテレビ離れ」が叫ばれています。
なんとウィキペディアにも、テレビ離れの記事が存在するほど。
私の感覚でも、20年前に比べてテレビがつまらなくなったと思います。
現代ではYouTubeをはじめ動画コンテンツや携帯ゲームが発達したため、娯楽ツールとしてのテレビの必要性が薄くなったという点が大きいでしょう。
しかし私が感じるのは、いまのテレビには「胡散臭さ」が足りない。
昔はよく心霊番組、都市伝説を追っかけて埋蔵金を探せ!みたいな番組が沢山ありました。
本当はどうかは分からないけれど…真実が気になるなぁ~😲
と子供をドキドキワクワクさせるような番組は皆無。。。。
現代では何でもエビデンスが求められる時代ですし、インターネットで検索すればすぐに真実を確認できてしまうため、胡散臭い系の番組は放送するのが難しいのだと思います。
現在わずかに残っているミステリー系番組や心霊番組も、内容よりも出演者の反応がメインという体裁になっていることが多く、ありきたりなバラエティの域を出ていません。
一方、YouTubeやTwitterには「胡散臭さ」という概念が残っています。
言い換えれば根拠不明の情報であり、デマやフェイクも含まれている可能性があるのでもちろん鵜呑みにするのは危険です。けれどそこには新鮮な情報が沢山あり、テレビでは汲み取ってもらえない人々の声がある。
今のテレビが失ったものを、インターネットが持ち続けている気がします。
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