「ハッキリ言う派」の私が #オノみや事変でぐるぐる考えたこと
こんにちは、ハチノです。
Voicyフェスのアーカイブ、聞き進めています。
現在28対談。
出演パーソナリティーさんは対談熱が続いているようで、通常放送も普段より長尺配信されていて耳と頭が忙しいです。
今日はフェス前から楽しみにしていた放送を聞いて考えたことを書いていこうと思います。
#オノみや事変 でえぐられた、ハッキリ言う派の気持ち
オノチャン(さん、をつけるのはさかなクンさんみたいになるのでオノチャンで行きます)とみやさんの対談「ハッキリ言うのっていいの?悪いの?」。
この対談の準備期間でオノみや事変と呼ばれている、リスナーの心をざわつかせる事態が起きました。
詳しくはパティさんがnoteでまとめてくださっています。
Voicyの対談は基本的に何かを否定することはないように思います。
結論が「いろんな考え方があるよね」「みんな違ってみんないいよね」「それぞれの立場でできることをやろうね」となりがちですし、私もその全肯定が心地いいと思っています。
自分も簡単には否定されないという安心感。
なので、Voicyを聞き始めてからこんなに感情がざわついたのは初めてでした。
これまでの自分が人との関わりの中で遭遇した、あれやこれやを思い出して正直ちょっと泣きました。
きっと私だけじゃなくてたくさんのリスナーさんがちょっと泣いたんじゃないでしょうか。
私は子どもから大人になるまでの間はどちらかというとオノチャンに近い「ハッキリものを言うタイプ」側で、学生の頃からまれに自分のふとした発言で相手を怒らせたり泣かせてしまったりすることがありました。
周りに違和感を感じた時に悪気なく考えを口にしたり、質問したりするような場面が人より多かったのだと思います。
それが相手に「恐い」と感じられて、その度に理解してもらえずに一方的に悪者にされたこともあり、悲しくなったり苦しくなったりしてきました。
その度に思っていました。
じゃあ私の抱えた違和感や苦しみはどう伝えればいいのよ。
オノチャンが配信の中で
と言われていましたが、私も同じように考えてきた一人です。
中高生でそんなコミュニケーション力あるっていう人の方が珍しいだろうというのはさておいて。
むやみに人を傷つけたいと思って発言することなんてないし、自分に間違っていることがあるなら教えてほしい。
教えてもらったことは受け止める覚悟もある。
その人自体を否定するようなつもりは全くなくて、何を考えているのか知りたい、言葉の中身を理解したい と思っている中で急にストップをかけられて、私の方も不満が残るという。
ちなみに夫婦喧嘩になる原因もほとんどコレです。
夫の考えていることが知りたくて理詰めと質問をしている中で「言い方考えて」と何度言われたか。
いやこっちが教えて欲しいわ。
(でもこれは私の方にも甘えがあるんだと思う。いつもごめん夫よ。謙虚さも大事)
これまでの経験から、大抵は感情がたかぶると失敗する、思い入れが強すぎると失敗するというパターンが見えてきています。
相手にも変な感情が伝播してしまうんでしょうね。
ここ何年かは相手にダメージを与えてしまうような掘り方をしないように、ブレーキをいかに上手に使えるか心がけていました。
感情に流されてしまわないように、でも理屈で相手を責めすぎないように。
接客業としての自分と私生活のコミュニケーション
私の仕事は接客業です。
初対面のお客様と、その方にとっての大事な家づくりについてコミュニケーションをするということが日常です。
お客様の考えていることに対して時には指摘しなくてはいけないこともある。
私の発言に感情が乗りすぎて誤解されるのは避けなければいけない。
でも冷静すぎては「人ごとだと思っている」と受け止められてしまうかもしれない。
冷静に対応しつつもお客様には心地の良い感情が入っていると思ってもらえるかという、何年身を置いても難しいです。
いつもよりもマイルドでオブラートな表現、かつ伝えるべきことは正しく伝える。
でもそこは仕事ですから、コミュニケーションの試行錯誤をしなくてはいけません。
そういう試行錯誤が長年の日常になりすぎたことと、これまでの夫婦間や友達同士での経験から、最近は相手を嫌な気持ちにさせずにコミュニケーションをとることに重きを置いていたんだなと自覚しました。
無限ループなのですが、ストレートに伝えると相手にダメージを与えてしまうなら、私の抱えたそのまんまの違和感や苦しみはどう伝えればいいのよ。
否定されない信頼感があれば素直に伝えられるってこと
オノチャンとみやさんの対談はフェスが始まるまでどうなるんだろうと話題になっていましたが、お二人の心がボロボロになって対談できない!みたいなことはないだろうという安心感はありました。
お二人がお互いに理解し合おうとしていることが感じられたからです。
絶対にお互いを否定するだけにはならない。
語り合って深く掘って絶対に綺麗にまとまるということを、期待しながら信じていました。
フェスでの対談を聞いた後この記事を書きながらぐるぐる考えて、
言葉の表面だけでなくて、その内側にどんな意味や気持ちがあるのかを見せてくれる、こちらの内側も見てくれようとする相手であれば、どんなことでも話せるっていうことだな。
そんな相手と一緒にいられるようにするためには、人と少しずつぶつかって関係を強めていくしかないんだな。
などなど考えました。
いやー、大変だ。心を一層タフにせねば。
https://voicy.jp/channel/2160/639024
Xでフェスの対談をシェアした時に
「なんか自分最近コミュニケーション諦めモードだったなあと内省中です。」
とポストした私へのオノチャンからのお言葉がこちら。
余談:気になっていること
個人的に気になっているのがコメントをされたリスナーさんが今どんなことを思っているのかということです。
おそらく、悪気もないし、感情のたかぶり、まさにふとした発言だったのだと思うのです。
ちょっとした騒動のきっかけになったことで、責められたように感じていないといいなと願うばかりです。誰も責めるつもりはないと思うので。
Voicyは簡単には否定されない世界ですからね。
最後までお読みくださりありがとうございました。