シーリング照明の知識がなかった母/家の知識は自分とお財布を守るよね という話
こんにちは、ハチノです。
今日は先日帰省した時にあった、
家のメンテナンスに関わる話をしたいと思います。
先日1年半ぶりに実家に帰省しました。
今の住まいと実家の距離はそこまで遠くないのですが、
コロナ禍に子連れで日帰りするにはちょっと厳しい距離ということで
久しぶりの実家でした。
実家の照明が暗い
娘の保育園が終わってから向かい、
夜になってからの到着だったので室内は照明がついていました。
すると、なんだか思っていたよりリビングが暗いのです。
十数年使っていたリビングのLEDシーリング照明が消耗してきているようで、
一番明るくしていてもなんだか物足りない感じがしました。
LEDの照明器具は、ランプも器具本体も寿命はだいたい10年ちょっと。
ランプが切れてくると70%ぐらいの明るさになります。
それはずっと住んでいる母も感じていたそうで、
「そろそろ照明取り替えないといけないね」と話していました。
母はシーリング交換に業者を呼ぼうと考えていた
帰省は3日間ぐらいだったので、私が滞在している間に近所の家電量販店やホームセンターで買ってきたら付け替えてあげるよ〜などと話していたのですが、
どうも母は
「LEDのシーリングはランプ部分だけ交換するもの」
と思っていたようでした。
それは違うよ、今使っている器具は器具ごと交換するんだよと伝えると、
今度は
「シーリング照明を交換するためには電気屋さんを呼ばないといけないんだよね?」と聞かれました。
私はこれにすごくびっくりしまして、というのも、
賃貸住宅に住んだことのある方ならほとんどの方が分かると思いますが、
ほとんどのシーリング照明は電気工事士の資格がなくても簡単に交換できます。
自分で器具を買ってきて、引っ越したら自分でつけて、
別の家に住むことになったら外してまた利用することもできます。
私の母はほぼずっと同じ戸建住宅に住んでいたため、
その発想がなかったのです。
実家のリビングの照明遍歴でいうと、
30年前に新築した当時は白熱灯のシャンデリアがついていました。
シャンデリアといってイメージされるキラキラジャラジャラした感じのものではなく、白熱灯が6個ぐらい(うろ覚え)ついていた多灯型の器具です。
それを母が「暗い、熱い、ホコリがたまる、すぐランプが切れる」と嫌い、
蛍光灯のシーリングに変更。
そして十数年前にLEDの調光・調色できるシーリングに取り替えました。
取り替えたのは電気工事の仕事をしていた知り合いです。
蛍光灯シーリング→LEDシーリング に取り替えた時、
同じ時に配線工事が必要だった他の部屋の照明も取り替えたため
ついでにシーリングもぱぱっと着けていってくれたのだと思います。
ただ、そのために母の中では「照明は電気工事士が取り付けるもの」という
感覚になってしまっていたようです。
しかしこれで電気工事士に依頼をしていたら余計な費用が数千円から場合によっては数万円発生することになります。
父と母で交換できるだろう
母は60代で健康、ある程度の家のことは問題なく自分でできてしまうのですが、
家の知識のあるなしでこういった出費につながる可能性があるのだと
実感した出来事でした。
結局「また10年以上使うことになるならもうちょっと選びたい」と言って
私の滞在中に照明器具を買ってくることはなかったのですが、
シーリング照明の取り替え動画を自分で検索して
「結構簡単にできるんだね」と話していたのでよかったです。
身長のある父も元気なので、おそらく二人でなんとかすると思います。
(父は主体的に家をメンテナンスしていこうと考えるタイプではないのですが、言えばきっと取り替えぐらいはやってくれるでしょう…)
今回もどなたかの気づきになりましたら嬉しいです。