ソフトクローズを使おう 簡単なことで家族の諍いをなくせる
こんにちは、ハチノです。
今日は、細かすぎて伝わるかどうかわからない家の中の機能についてお話ししたいと思います。
これを読んでくださっている方は「ソフトクローズ」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
ソフトクローズというのは、何かを閉めるときの衝撃を和らげてくれる機能のことを言います。
主に玄関ドアや家の中のドア(建具)、収納の扉や引き出しをゆっくり閉めるために使われます。
たったそれだけのことですが、これがあるか無いかで意外と家族の諍いを一つ減らすことができるということがわかった出来事がありました。
先に寝る母子と帰りの遅い夫の間に起こる騒音問題
我が家ではいつも私と娘は大抵夜9時台には寝室に入って寝てしまいます。
夫は繁忙期になると仕事が遅くなるため、私と娘が寝ていると帰宅するという流れになります。
帰宅した夫は自分の夕飯の準備をするためにキッチンの引き出しや扉を開け閉めすると、どうしても音がします。
ガチャガチャバタバタ。
そうすると、せっかく早く眠りについていてもうっすら目が覚めてしまうのです。
寝室とキッチンはドア2枚隔てていますが、それでも音が気になる。
マンションならよくある家への不満です。
(そういえば私の育った家は戸建て住宅でしたが、母が台所仕事をしている音は今ほどでは無いにしても2階の自室まで聞こえていました。)
その後お風呂に入るためにリビングと洗面室とトイレを行ったり来たりするのですが、その行き来の時のドアの開け閉めもやはり音がする。
寝ていた娘もなんとなく起きてしまう。
本人は強く閉めているつもりがないのだろうけどうるさい。
あまりにも音がするので、どうにか波風立てないようにしたいと考え、やんわりと伝えるなどしていました。
立場は簡単に逆転する
「あのさ、もうちょっと食器棚、静かに閉めてもらえんかな」
ある日の朝、この話題を口にしたのは私ではなく夫でした。
朝活前の私が、早朝に食洗機から食器を棚に戻す時の開閉音が寝室まで響いて早い時間に起きてしまうと言うのです。
そんなに強く開け閉めしているつもりはないし、音もまあするけどいつも通りと思っていたのでびっくりして謝りました。
気づいてはいませんでしたが私の行動も夫にとってはストレスの一つだったのです。
それからは私も食器棚の開け閉めをする時は特に気をつけるようになりました。
一緒に暮らしているとどこの家にもこういうことは多かれ少なかれあると思います。
ソフトクローズがあればそもそも問題にはならない
今住んでいる家は数年前にキッチンをリフォームしているらしく、キッチン本体の収納はソフトクローズがついた引き出しになっています。
でも食器棚にはついていません。
キッチンの引き出しを閉める時と同じ勢いで食器棚を扱ってしまうと、結構な音がするのです。
家の機能として、棚の扉や引き出し・部屋のドアにソフトクローズがついていれば、そもそもこんなことは問題にならないのです。
私の家は賃貸なので自分でこの問題をなんとかする方法はかなり限られますが、これから住まい作りをする方なら家族のいざこざになりそうな種は家の設備で先に潰しておくことで余計なストレスを感じずに生活できるのです。
設備メーカーの商品であれば標準でこういった機能がついている場合もありますし、オプションでも検討できる価格帯だと思います。
私にとっての大切にしたい住まいの条件に「家が原因で家族が喧嘩しないこと」というものがあります。
ちょっとした要素でも、選び方によっては家庭円満つなげることができるのです。
たったこれだけで家族が仲良くなれるなら導入してもいいのでは?という話でした。
最後までお読みくださりありがとうございます。