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ブックサンタに参加した

こんにちは、ハチノです。

ブックサンタに参加しました。
今日はその時のことを書いておこうと思います。

ブックサンタ参加のきっかけ

先日娘の歯科検査が終わった後、文房具を買うついでに書店を訪れました。

その書店は靴を脱いで本を読んでも良いようなキッズスペースを作ってくれていて、お気に入りのお店なのです。
娘が休憩がてら少し本が見たいと言うことで私も椅子に腰を下ろしました。その時今回参加した「ブックサンタ」のポスターが目に入り、その場で参加を決めました。

「ブックサンタ」は、NPO法人チャリティーサンタが運営している取り組みで、様々な事情でクリスマスを祝うことができない子供たちに、本をプレゼントするというものです。
書店で本を購入し、そのままサンタに託して届けてもらえる仕組みです。


すぐに参加を決めましたが、理由は色々思い浮かびました。

まず一つ目は、日頃から利用している書店を応援したい気持ちからです。
この書店は本当に頻繁にお邪魔していて、できるだけ本を買うならここで買いたいと思っていました。
大手の書店とはいえこの場所から撤退されてしまったら本当に困ります。
早く読みたいものはついついネットで本を買ってしまいますが、特に急いでいない本やプレゼントはここで買いたいです。

二つ目は、私自身が子供だった時にいろいろな場面で本に助けられてきたからです。
今何か苦しい事情があって、世の中が楽しそうな状態であることを自分も心から嬉しいと思えない、そういう時に、もしそれが本を読むことで一時的にでも心を逃がしてあげることができるなら、それは私が子供の時に助けてもらった恩返しにもつながるかなと思ったからです。

そして3つ目に、私が今年1年結構幸せで楽しく日々を過ごすことができたからです。
今自分の心にも余裕があって、金銭的にも余裕があって、いろいろ大変な事はあったとしても、また平常な状態に戻れる力があるのであれば、少しでも苦しい人たちに楽しいと思ってもらえる力にしたいと思ったからです。

本を選ぶ時間こそがメインイベントだった

ポスターに「小学生向けの本が不足している」ということが書いてあったため、まさに小学生である娘が今年面白かった本や、誰かに勧めたいと思う本、かつ「クリスマス」という楽しいイベントにふさわしい本はどれだろうね?なんていう会話本棚の前で相談しました。

娘と今年読んだ本を振り返る時間が、なんというかとても尊くて、この時間こそが私自身が与えてもらった大事なものだなと思いました。

最終的には私が寄付するので私が決めました。
選んだのはこちら。

歴史上の人物たちが失敗を乗り越えて成し遂げたことがおもしろい感じで紹介されていますが、間の著者の言葉がとても温かい一冊です。

参加して感じたこと

このチャリティーに参加したことで、私も好きな本を誰かにお勧めできたこと、そして娘とも本を通じて新たな話ができたことがとても嬉しかったです。

また来年もたくさん本を読んで、娘とも本を面白かったねって話をして、その中で1冊誰かにプレゼントできたら嬉しいなと思います。
ほんとに心ばかりですが、少しでも誰かが喜んでくれたらいいな。

もしもご興味を持たれた方がいらっしゃいましたらこちらからホームページをホームページをご覧になってみてください。
全国の書店さんで参加できるようです。


参加するとレジでもらえるリーフレットとシール。
これで私もサンタの一員である。


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