北海道コンサドーレ札幌 2022補強オススメ候補MF/FW編(シャドー)
今回はミハイロ・ペトロヴィッチ監督の基本システムの3-4-2-1の2の部分のシャドーについて考えていきます。
2021年シーズンに札幌で多くこのポジションを務めた選手でいうと
右のシャドーは小柏剛選手と金子拓郎選手
左のシャドーはチャナティップ選手と青木亮太選手になると思います。
駒井善成選手や荒野拓馬選手も務めました。
得点といった所で結果を残せた選手だとこのポジションでは小柏剛選手と金子拓郎選手と青木亮太選手の3人だとは思いますが、それでもまだチーム全体の事を考えると物足りない結果だと思います。
今の札幌のサッカーでのシャドーの役割としては前からのプレッシングも重要ですが
そこでの貢献と同時に前でプレーしている以上は得点に絡むという結果が不可欠だと思います。
シャドーで得点に絡む事の出来る選手が必要なピースであると考え今回は得点力のあるシャドーを中心に考えてみました。
今回は若い選手と経験ある選手に分けて今季の実際の得点数も踏まえて紹介していこうと思います。
最初は札幌にとっては手が届かない可能性もあるけど今オフ動きそうな選手で今の札幌で活躍出来そうな選手ということで挙げます
1人目
名古屋グランパスのガブリエル・シャビエル選手
名古屋を退団することは確実みたいでブラジルに戻るって報道もある選手ですが
2021シーズンはここまでJ1リーグ戦では19試合0得点0アシストと中々活躍出来ていません。
だから狙い目というのもあるのですが、今の名古屋といえば堅守カウンター型で彼みたいに常にボールに関わりたいタイプの選手にとっては難しいサッカーとなっています。
これがもし札幌で自分達がボールを持ってる時間が長いスタイルのサッカーでプレーした場合は彼の長所が確実に活きてくると思います。
守備の所は気になりますがデータでも1試合で過去に10キロ以上は走るっていうデータのある選手だし守備の所も前線からの守備は対応出来ると思います。
今季は得点に絡めてないけど、元々得点とアシストに絡める選手なのでもし彼が札幌にきた場合は復活する可能性があるのじゃないかと思います。
近年のJリーグでもFC東京のレアンドロが鹿島時代の最後そこまで良くなかったのにチームを変えて復活したとかもあるので
攻撃型のスタイルのクラブならば全然まだまだやれる選手かなと思います。
青木亮太選手とは名古屋でチームメートでしたが相性抜群で二人とも1番活躍して時期にやっています。
2人目
川崎フロンターレの長谷川竜也選手
この選手も移籍の噂がありますが
ウイングバックもこなせる可能性はありますけど
シャドーのポジションで貢献出来るプレースタイルの選手です。
ここ数年の常勝川崎を支えてきた選手でもありますが、怪我も多く2021年シーズンはJ1リーグ戦21試合で0得点1アシストという結果に
しかし彼が持ってるドリブルの能力というのはJ1リーグの中でもトップクラスで本来の力を発揮してる時は日本代表に推す声が聞こえるくらいの実力者です。
攻撃のスター揃いの川崎の中でも個の能力が高い選手なのでチームを変えてコンスタントに試合に出られれば再び活躍する可能性が高い選手だと思います。
札幌でも最後の所のプレー精度が高い選手が今欲しいので彼の相手のエリアでのドリブルの仕掛けだったり仕掛けてからのクロスやラストパスは札幌の得点力向上には繋げられる選手だと思います。
3人目
柏レイソルの神谷優太選手
世代別代表の時や愛媛時代も見ていたので個人的にも好きなプレースタイルの選手です。
この選手がもし来たらかなり札幌は変わるだろうなって思える選手です。
この選手は今季J1リーグ戦3得点4アシストで去年もそのくらいの数字残してるんですけど
途中出場で出た中で結果を残すことの出来る選手の1人なんです。
プレースタイルとしてはテクニシャンでプレースキックの精度も高い選手ですけどハードワークも出来てボランチでもプレーが可能なので
例えば札幌がビハインドのゲームだと今までは攻撃的なボランチの選手を途中から投入ってパターンはなかったけど神谷選手がいたらボランチで投入してセットプレーのキックでも可能性が上がりますし
こういう選手が1人いるだけでビハインドだったり同点のゲームでの戦い方は今よりも良くなるかなって気がしますね。
ここまで挙げた3人はJ1で計算出来る選手なので次は若い選手を紹介していきます。
1人目
清水エスパルスのディサロ燦シルヴァーノ選手
2020年シーズンはJ2の北九州でJ2日本人最多得点記録も記録した得点力の高い選手です。
1トップも出来る選手ですが左利きのストライカーで万能型なので札幌のシステムに当てはめると右のシャドーが適任かなと思います。
過去のミシャ監督の下でプレーしてた選手だと李忠成選手のようなイメージでシャドーで得点を取るための動きをしてもらうイメージで
今季もJ1で21試合と試合数は出ているんですがほとんど途中出場のこともあり1得点1アシストという結果になっています。
カテゴリーが上がった問題もあるでしょうけど、やはり清水のロティーナ監督のサッカーとの相性があったのかなとも思います。
札幌みたいに攻撃のチャンスが多いサッカーだと彼の得点力ってのはJ1でも発揮出来る可能性は秘めていると思います。
個人的にも好きな選手なので動向に注目していきたいです。
2人目
ファジアーノ岡山の上門知樹選手
今季J2でここまで13得点のストライカーです。沖縄出身の選手で166センチと小柄なタイプだけどフィジカル的も強くてトップもこなせるタイプの選手ですが札幌ではシャドーがベストポジションだと思います。
この選手の特徴はやはりシュートの強さと上手さだと思います。ここはストライカーにとって重要な要素だなと特にインステップでのシュートが見事だなと見ていて感じました。
様々な得点パターンがありますが、ドリブルで仕掛けてシュートって形が最も得意だと思います。プレースタイルのイメージとして若い頃の大久保嘉人選手に背格好含めて似ているかなと思います。
J2でここ数年発揮してるパフォーマンスをJ1でもやれたら一気に有名になる選手だと思うので札幌に限らずJ1へのステップアップ移籍した場合はさらに注目したいなと思います。
3人目
ジェフ千葉の見木友哉選手
23歳のアタッカーの選手です。2021シーズンここまでJ2リーグで11得点5アシストという大活躍ぶりです。
千葉でのポジションも3-4-2-1の左のシャドーなので今回挙げた選手の中ではプレースタイル的にも今の札幌のシャドーのイメージそのままってタイプを考えると見木選手が最適かなとは思います。
この選手は特徴としてはキープ力があります。相手のDFが多いエリア内でもラストパスが出せたり精度の高いプレーが出来て総合的な能力が高い選手だと思います。
まだ若いですが今後ピークを迎えた時にはJ1でも10得点10アシスト前後のそういう活躍が出来るんじゃないかというイメージが出来る選手です。
千葉ではセットプレーのキッカーも務めてますし右足のキックの精度も高いので札幌が課題としている右足のキッカーの問題も解消されると思います。
守備も部分もすんなりハマりそうですし結構現実的なラインを考えるとこの選手はもしかするとってのはありますね。
今回はJ1での経験値が高い選手とまだJ1では未知数だけどこれから良くなる可能性が高い選手で分けて考えてみましたが来年札幌がいきなりパワーアップするって考えるとJ1での経験値が高い選手の方がいいかなってのはあります。
このポジションで期限付き移籍で他に行ってる選手だと別のポジションの話題でも名前を挙げましたが、千葉の檀崎選手、鳥栖の中野嘉大選手、山形の藤村選手といて
最近鳥栖でレギュラーとして試合に出ている岩崎悠人選手もいます。
岩崎選手に関しても彼の運動量は札幌のシャドーで活躍出来る可能性はあると思うので
今後の動向は気になる所ですね。
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