今日は旧暦で8月15日 沖縄ではあのお団子の登場する 大事な行事、十五夜だ。 本州ではお月見団子と いくところだが 沖縄ではフチャギが その役割を担う。 たっぷりの お水に浸した小豆を これでもかと纏ったお団子は よく目にするお団子より 少し大ぶり。 しかし 粒々の見た目が愛らしく ほんのり甘く煮られた小豆は お団子の美味しさを 引き立ててくれるのだ。 今年の十五夜は どんな夜となるだろうか。 家族と 友達と または 大事な人と フチャギを頬張りながら
酵素たっぷりの 食材と言えばパパイヤ。 女性には嬉しい 脂肪や糖分を分解してくれる 頼もしいパパイン酵素。 だいぶ前ののことになるが 島に住む母が下ごしらえを していたところに密着。 島でパパイヤは 青い状態の物を主に指すのだが この青いお方 なかなかの強敵である。 というのも その酵素の強さゆえ 手についたりすると 痒みが出るのである! ▲アジアの香りを漂わせる写真 痒みに負けじと 次々と皮を剥いていく母。 「パパイヤの血(果汁)は ついたら大変だよ〜」
美しい夕焼けを ゆったり眺めながら ピニャコラーダ(カクテル)を。 そんな想像をしてしまう ロマンティックな場所は 日本最西端 与那国島のダンヌ浜。 日本で一番最後の 夕日が見られる島 というだけでも心躍るには十分だ。 この時ばかりは 現代の目まぐるしい 情報社会も 頭の中を駆け巡る 明日や明後日の スケジュールも 全て忘れて 無になれる 空になれる そんな空間が この島の温かさだ。 ▲ピニャコラーダは海辺が似合うね
生まれ育った沖縄での 18年間 秋と春を知らなかった。 いや、知らなかったのだと 本土に来て知った。 ▲これは沖縄・与那国の一番秋らしい様子。 移ろいゆく季節 少しずつ時間をかけて 変わっていく気温 こちらで住んでいたら 当たり前のことも 南国で育った体には 新鮮だったのを覚えている。 一方、沖縄では 時間をかけてゆっくりと 体に秋を馴染ませる…ことなく いきなりパキッと冬が やってくる。 ある朝 目覚めたら 風が強く寒い日だった、 なんてことはよくあ
夏の暑い昼下がり ランチを食べたら 人通りがなくなってしまう。 いや、 もともと人通りと呼べるほどは ない人口の少ない島なのだが それでもぱったりと 人気(ひとけ)がなくなるののだ。 それもそのはず 特に夏場は暑すぎて 昼間の午後は仕事にならない。 私の子ども時代は クーラーもそれほど普及してなかった この島では 日が高い昼食後の時間は おじいもおばあも 勤めに出ていた両親は 休みの日など みんな昼寝をしていた。 扇風機の音と 時おり家を通り抜ける 緩やか