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絵本紹介『ねこはすっぽり』── ごろりーん、のびーんに癒される(猫絵本紹介 第二弾)

初めましての方も、
以前の記事を読んでくださった方も、
おはようございます。
数ある記事がある中から、
お越しくださりありがとうございます!

水曜日のテーマは『本・絵本』。
前回は白猫が出てくる
『わたしのものよ』をご紹介しました。

ブックリストを記録するようになり、
自分の絵本を選ぶ傾向が見えてきました。

  • 動物が出てくる

  • 食べ物がテーマ

  • 家や建物の中のインテリアの描写が細かい

猫と生活しているせいか、
動物の中でも特に猫が出てくる絵本は
手に取りがちです。

せっかくなので、猫飼いが選ぶ、
猫が出てくる絵本を3週連続でご紹介したいと思います。

今週はこちら

ねこはすっぽり

ねこはすっぽり
石津ちひろ 文 松田奈那子 絵
こぐま社

小さい子でも楽しめる絵本を
探している方、
最近疲れ気味で癒しが欲しい方、
ぜひ最後までお付き合いください!


(内容紹介)
ごろりーん ごろりーん 
ねこはすきなばしょで 
ごろりーん。
のびーんと伸びたり、爪でがりがりしたり、
ぺちゃぺちゃ食べたり、すっぽりはまったり。

どこまでも自由で
幸せそうなねこの一日を、
のびやかな線と、
特色印刷の鮮やかな色で描きました。
大人も子どもも、みんな一緒に、
ごろりーん、のびーん、ぴとーん。

公式サイトより引用

こぐま社さんの内容紹介が素晴らしすぎて。
これ以上の紹介文ってないんじゃないかと思います。

ただただ、猫のしがない日常を描写。
自由でのんびり幸せそうで、
なんか疲れてるとき、かなり効きます。

小さい子むけの絵本で、擬音がたっぷり。
石津ちひろさんの紡ぐ、
シンプルで小気味よくて、
躍動感のある文が子ども心をくすぐります。
声に出して読むと、そのリズムの良さが際立ちます。

石津ちひろさん、プロフィールを見てみますと
フランスに滞在されていたことがあるようでした。
『リサとガスパール』シリーズの翻訳もされています。

大昔にフランス語をかじっていたことがあり、
今でもなんか好き、と思う国なので、
共鳴するところがあったのかもしれません。

偶然にも、先日図書館で手に取った絵本が
石津さんの翻訳した絵本でした。
こちらはまだ未読ですが、
内容が良かったら、
改めてご紹介できればと思います!


イラストは松田奈那子さん
きっと猫を飼ったご経験が
あるのではないかと思っています。
そうでないとしたら、すごい観察眼。

どの仕草も
「そうそう!」
「これぞ猫の動き!」
と大納得。
シンプルな線で描かれていて、
バランスがまたおしゃれ。

一見誰でも誰でも描けそう、
って思うのは私だけじゃないはず…。
(だけど決してこんなおしゃれで
素晴らしい動きをした猫は書けない。)

松田さんの作品は公式HPでも
ご確認いただけます。
絵本をきっかけに、ファンになりそうです。


私が『ねこがすっぽり』を
読んだのは去年の10月。
ライターとしての時間を確保するか、
仕事を続けるか、悩んでいた時期。

余計にのびのびと、やりたいように
過ごしている猫の姿が
まぶしく映ったのかもしれません。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

来週も『猫の絵本第三弾』をお送り予定です。
昨年読んだ絵本から選びますので、
どの絵本が登場するか、
ぜひ予想してお待ちいただければ幸いです!

昨年読んだ絵本の一覧は
以下の記事にて紹介しております。
絵本探したいときのご参考にも、
ご活用くださいませ。

明日の記事にも、ぜひいらしてくださいね。お待ちしています!




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