INTJの憂鬱

INTJとは？
MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。

MBTI診断のURL
https://jp.indeed.com/career-advice/finding-a-job/intj-personality

INTJ は、内向型 (Introverted)、直観型 (Intuitive)、思考型 (Thinking)、判断型 (Judging) の頭文字を取ったもので、建築家型と呼ばれます。 1人で過ごすことを好み、特定のタスクやプロジェクトのアイデアや概念よりも事実や詳細を優先します。
https://jp.indeed.com/career-advice/finding-a-job/intj-personality

戦略的で、長期的視点に長ける。目標をひとたば定めれれば、人一倍集中力を発揮して突き進む。まさに我が道を行くといったタイプだ。

周囲の人間からすれば、意志の強さや強かさを感じるかもしれないが、実はそうではない。人のアドバイスを聞いたり、協調することが苦手なのだ。

だが、洞察とか本質を見抜くとか、あまり人がピンとこないような能力に対して、強い自信を持っている。人が普通にできることができなくて、普通にできないようなことを得意とする。そのタイプの典型だとも言えるだろう。

我が道を行く。と言いたいところだが、詰まるところ我が道を行くしかないのだ。

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どんな価値観を持って生きればいい？
どんな価値観が最も優れているのか？どんな価値観を持って生きれば良い？そう人生に悩み始めたのは、私が高校三年生の頃だった。
なぜ高校生の頃に、そんなことに悩み始めたか。大好きだった部活動が上手くいかなくなったことが原因だった。

部活動は陸上部の長距離をやっていたが、長距離をやっていると、「なんであんなしんどいことするの？」とか「Mなの？」とか言われるわが、魅力は沢山ある。
調子が良いときの、疾走感や爽快感。もちろん走りきった後の達成感も良い。そして何より”努力が実りやすい”ということが私に取っての最大の理由だ。

Niで先を見据え、Teによって、それを実現したいという衝動が生まれる。私は自分が描いたことを実現するのが生きがいだ。

私の価値観を疑い始める
その頃まで、私の中で優れた生き方の定義というのは「沢山努力して、難しいことをやり遂げる」というものだった。明確に考えたことはなかったが、それを無自覚のうちに信じ込めていだ。
だからこそ、陸上競技においても努力をすることは苦ではなかったし、惜しむことなく努力した。苦労はしながらも着実に成果がついていった。
だが高校二年生の夏あたりから、徐々に雲行きが怪しくなった。努力してもほとんど成果に結びつかない。練習ではタイムは良くなるものの、試合の結果に全く結びつかないのだ。

それでも、諦めることはなかった。「人生こんなに甘いもんじゃない。今こそ踏ん張りどころだ。」と、より一層練習に励んだ。
残念なことに、どれだけ頑張っても結果に結びつくことはなかった。そして、高校三年生のインターハイ、地区予選で敗退した。

私は自分のことを心底無能だと思った。
INTJの精神的な強さは、未来の目標によって支えられている。故に人間関係や現在の問題よって苦しむことは少ない。しかし、よりどころとしている理想や描いた未来が実現不可能となると、いよいよどうして良いか分からなくなる。

受験も控えていたが、2週間ほどほとんど何もしない日が続いた。それから少し経って、ようやく前を向き始めた。

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