また、試合をやろうと思えた理由

今年1月KNOCK OUT@渋谷TSUTAYA O-EASTでの試合で橋本悟選手にKO負けして。

これでブランクを挟んで5連続KO負け。

しかもそのうちの2試合は一度勝っている相手にKO負け。

年齢ももう32歳(当時)と若くはない。

過去に2度REBELSのベルトを巻いて肩書きとして残ったものもある。

いつか…と思っていた夢のようなことも実現できた。

辞める理由としては充分なものがいくつもあるだろう。

実際に本気で辞めようと思っていた期間もある。

僕は悪い意味で賢い部分があるから、自分の能力的に今までやれることはやってきたと思ったし、やってきたことに満足している部分もあった。そんなんだから勝てないんだと言われれば何も言い返せないが。

まあこんなもんかなと。

しかし、それでも今はまたもう一回やろうと思っている。

知っている選手の良い試合を観たり

大好きなアーティストの方々のライブに行ったりして

やはり自分もまだプレイヤーでいたいという気持ち沸き上がってしまう。

年齢的にここからまた上に上がっていけるかということも考えた。

だけど、例えば自分と同じ33歳のキックボクシング未経験者が

「今から会社辞めてキックボクシング本気でやってみようと思うんです。」

って言ってきたら僕は背中を押してあげたい。やりたいんだったらやった方が良いよと。

その人がゼロから始めることに比べたら、自分は今まで曲がりなりにも十数年やってきたものがあるんだから、ここからスタートだと思えば全然恵まれていると思う。

そうやって色々な視点から考えてみると意外と悩みからスパッと抜けられたり…

って今書いてて思ったんですけど

客観的に今5連続KO負けしてる自分に声をかけるとしたら

「もう辞めた方が良いよ」

って確実に言うわ…。

例えば自分が指導者になったとして、自分の教えている選手が5連続KO負けしました。

もう辞めなさい、です。

僕に同じように5連続KO負けしても続けた過去があったらその言葉に説得力が無くなってしまう…。

しかしここで僕は言いたい。

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