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老い・感じていますか

これを読んでくれているあなたは今おいくつでしょうか?

書いている僕はと言えば38歳、30代も終わりが近づいてきました。

体力的にも無理は効かなくなってきており、怪我などもなかなか治りません。

そして何より気力が衰えている気がします。

言っても10代の頃も引っ込み思案であまり行動力はなかったですが、ここ!というときには行動できていました。

20代は意識して思い立ったら行動に移すようにしていました。“修行”と称してちょっと無茶なこともしていました。

・一人100kmマラソン
・一人猫カフェ(猫は苦手です)
・一人動物園(というか動物全般苦手です)
・一人ディズニー(ディズニーそんな好きでもないけどこれは割と楽しかった)
・由比ヶ浜のKalafinaのライブに東京からチャリで行く(帰りは雷雨)
・家から富士山までチャリで行って富士登山してチャリで帰る
・仙台のKalafinaのライブに東京からチャリで行く(片道)

など…

それぞれに意味はなくとも、やったあとはどこか達成感を感じることができていました。今やれって言われたら何一つできなそう。

単純に辛いってのもありますが、そんなんやって何の意味あるの?って元も子もないこと思っちゃいます。

以前は意味のないことにこそ意味を見出す、そんなところにロマンを感じていたはずなのに…。

人生経験を積むにつれ、好奇心も薄れていて

(これやって得られる感動ってこんな感じだろうな)

って予測しちゃうのが良くない気がします。

まだまだ老け込むには早すぎるぜってことを自分自身に証明するために上記のようなチャレンジをまたやりたい!と思うこともありますが、どうにも実行には至りません。

2025年になり、30代も1年半もなくなってしまいました。

ある日時間があった時に、そういえば前から香取神宮と鹿島神宮って行ってみたかったんだよな…とふと思い出しました。確かスポーツ選手が良く行っていたはず。

何度も行こうと思いながら東京から割と行きづらくて二の足を踏んでいました。

そして思いました、今日行くか、と。

まず香取神宮を調べるとやはり片道2時間以上かかる…すでに心が折れかかる。

しかし香取神宮周りを調べていると『伊能忠敬記念館』がありました。

50代で自らの足で日本を回り、日本地図を作った伊能忠敬。対して俺は…まだ40前でいったい何を悩んでるんだ…。

香取神宮に行くと共に伊能先生に挨拶しに行こう。気づいたら僕は香取神宮に向かうために家を出て歩き始めていました。

まず日暮里駅に行き、そこから京成線に乗り、成田まで行きそこで乗り換え。さすがに徒歩では行けません。

京成線に揺られながら(ランチはどこで食べようかな〜)などと考えていました。

そして1時間ほどで成田に到着。

そこですでに感じました、疲れを。電車なのに。

伊能忠敬は徒歩で日本を巡ったのに…伊能先生…もう帰りたいです…。

とりあえず成田駅そばで海鮮丼を食べて腹ごしらえ。

そのまま成田山新勝寺へ。

公園も良かった。

天気も良いし

これで満足…

そして帰路へ。

結局香取神宮にお参りすることも、伊能忠敬記念館に行くこともできませんでした。これが老い…。

そういえば昔は100kmマラソンの練習で走って成田山新勝寺まで行ったことありました。昔って言っても7年前ぐらい。

それが今や電車で成田まで行って疲れたなんて言ってるんです。そんなことに対しても(まあしょうがないよね)などと思ってしまいます。

それでも、こんな自分の変化に抗っていきたいとも感じます。もっと行動し、挑戦し続ける人生を歩んでいきたい。

その第一歩として、改めて今度こそ香取神宮に行ってみようかなと考えています。

以上です!!

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