非日常から日常へ
今日の旅先の天気は、雨だった。場所的に、天気が変わりやすい時季なんだろうと思う。でも、そういう悪天候も含めて、旅の良さだと思っている。「あいにくの天気で回りきれなかった」という心残りがあればこそ、また行きたいと思えるし。
なので、また行きたい。楽しかった。
のだけれど、家に帰って来た途端、現実に引き戻された。非日常の世界から、日常を突きつけられた。
お土産の振り分けまでは楽しかったけれど、グチャッとなっている家の中の色々を目の当たりにして、それを処理して、また日常お決まりの仕事に追われた。
さらには、明日、旅行先で溜め込んだ洗濯物に追われる。
あと、旅先では、お風呂に入るのが楽しみだったけど、家に帰った途端、お風呂が面倒になる。
昨日の夜はああだったなぁ、とか、母と話しながら、楽しかった思い出に浸った。このあと2週間くらいは、「先週の今頃は…」とか言うと思う。
1か月くらい前に予約したので、この1か月は、旅行を楽しみにして、あらゆることのモチベーションにして過ごしてきた。でも、終わってしまった今、それが無くなった。空虚感が押し寄せてくる。
また行きたいなぁ。すぐにでも。
私も母も、お土産を見るのが好きなので、いつもアレコレと買ってくるのだけれど、家に帰るといつも、「アレ?あんなに買ったと思ったのに、意外と少なかった」となって、「◯◯さんには何を持って行こう?足りないかも?」となる。
今回もそうだった。
荷物が増えてくると、すごくいっぱい買った気がするので、多い気がするけれど、帰ってきて振り分けるとそうでもないことが多い。
それに、◯◯さんにはコレ、とか決めて買ってくるわけではなくて、よっぽど「あ、これは◯◯さん喜びそう」というのがない限りは、適当に色々買ってきて、帰ってから振り分ける。
なので、多めに買ったつもりでも、結局、「あ、足りないかも?」みたいになる。
思っている分の、ちょっと上で買ってこないといけないのに、いつもちょっと少なめになってしまうなぁ。
昔、初めて海外に行った時に、旅慣れない私は、お土産を、◯◯さんにはコレ、△△さんにはコレと全て決めて買っていた。すると、「あれ?□さんには買ったっけ?あ、どうしよう?何にしよう?」と、旅先でずっと考えなくてはいけなくて、とにかくお土産に頭の中を支配された。
で、帰ってきて、結局、なんか足りなかったりと、お土産に翻弄されていた。
なので、それ以降は、お土産に振り回されないように、適当に色々、アレコレと買ってきて、帰ってから振り分けるようにしている。そしたら、旅先で振り回されなくなったので、お土産を買うこと自体も楽しくなったし、帰ってきて、振り分けるのも楽しくなった。
でも、最近は、そんなにアレコレ配ったりすることもないので、気になったのだけを買ってくるようにしているのだけれど、結局、母が、ご近所さんにアレコレ持って行くと、「あれ?もう無くなった」みたいになる。
とはいえ、今回は、別に海外に行ったわけでもないので、多少足りなくてもいい。ただ、次に行った時は、もっとアレコレ買うようにしようとは思っている。
それにしても、楽しかったなぁ。またすぐにでも行きたいなぁ。
明日も、日本中が何事もなく無事に、安心安全な1日を過ごせますように。
明日も良い日になりますように。